ショート・タームのレビュー・感想・評価
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距離が近い
考えされられ、最後に、暖かくなれる
心でぶつかり合い、寄り添い合う
今年のアカデミー賞で、最優秀主演女優賞に最も近い女優「ルーム」のブリー・ラーソン主演作。
良い映画だったな〜
泣いたなぁ。いっぱい泣いた。
心に傷を負った子供たちを保護する施設「ショート・ターム」の日常。
子供たちは、スタッフに励まされ癒されるが、逆にスタッフが子供たちから学ぶことも。
心を裸にしてぶつかり合う彼らの姿に涙が溢れる。
注目のブリー・ラーソンは、スタッフ、グレイス役。
グレイスは子供たちの心の変化にピタリと寄り添う。
なぜ、彼女は彼らの心の変化に敏感なのか。
それは、彼女も虐待されていた過去があるから。
その、辛い過去を背負いながら、前向きに生きようとするグレイスを、ブリー・ラーソンはとても自然に演じていた。
どことなくただよう影は演技なのか、ブリー・ラーソン本人のものなのか
「ルーム」の役柄も通じるものがあるので、「ルーム」での演技も楽しみ。
繊細で脆い
自分が如何にガサツに生きて来たかを目の当たりにした。
子どもたちって繊細で脆い。
ちょっと言い方を間違っただけで傷付き悲しみ殻に閉じこもってしまうのだから、
大切に、視線を合わせて付き合わないといけないなと親目線で観た。
良かったのは、ショートタームという施設でせけんから見たら落ちこぼれの子たちにも、それぞれ輝く才能があって決して未来は閉ざされてないと思えた事。男の子のラップや女の子の絵本がそう。
悩んでる事があるんだったら言えばいいのに、とガサツな僕は思ってしまうけど、言えない過去、逆らえない記憶ってあるよな。
子どもたちだけじゃなく、主人公も抱きしめてあげたくなった。
普通にのうのうと生きて来た僕には、
悩みを持って辛い過去を背負ってるけど、何とか自分と闘って、ほんの少しでも前に進もうとしてる子どもたちや主人公が格好良く輝いて見えました。
いい作品ではある
満足度99%
ドキュメントっぽいつくりに共感度アップ
米国の未成年の保護施設の日々を綴った作品。決してハッピーエンドに終わる作品ではなかったけど、ほっとするかんじがあったのは、施設の利用者もスタッフも若くて大人ではない。だからこそ問題に必死に向き合おうとする姿が描かれてて、そこに共感したからだろうと思う。
ドキュメンタリーではないけど、なんかそんな呈がいいかんじでした。
しずかにしずかに受け止めて。
重いテーマを爽やかに語る。傷ついた心を癒すもの。
【賛否両論チェック】
賛:自身も傷ついた過去を背負いながらも、少年少女達の人生と真正面から向き合い続ける主人公に感動。一緒に悩みながら成長していく様子が、重いテーマの中でも微笑ましく感じられる。
否:自傷行為や児童虐待といった、家庭内の凄惨な現実が赤裸々に語られるので、軽い気持ちでは観にくい作品。特に何かが劇的に変わるストーリーでもないので、消化不良感も否めない。
自身も辛い過去があるからこそ、傷ついている子供達の痛みが分かる。そんな主人公の寄り添う姿に、感動する方も多いはず。決して綺麗事だけではない、残酷な虐待や非行の現実をまざまざと見せつけられる作風なので、簡単に観られる映画ではありませんが、どこか心温まる作品に仕上がっています。
傷ついている時に優しい気持ちになれる、そんな1本です。
本当に観て良かった。
いい映画です
希望
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