「心でぶつかり合い、寄り添い合う」ショート・ターム とえさんの映画レビュー(感想・評価)
心でぶつかり合い、寄り添い合う
今年のアカデミー賞で、最優秀主演女優賞に最も近い女優「ルーム」のブリー・ラーソン主演作。
良い映画だったな〜
泣いたなぁ。いっぱい泣いた。
心に傷を負った子供たちを保護する施設「ショート・ターム」の日常。
子供たちは、スタッフに励まされ癒されるが、逆にスタッフが子供たちから学ぶことも。
心を裸にしてぶつかり合う彼らの姿に涙が溢れる。
注目のブリー・ラーソンは、スタッフ、グレイス役。
グレイスは子供たちの心の変化にピタリと寄り添う。
なぜ、彼女は彼らの心の変化に敏感なのか。
それは、彼女も虐待されていた過去があるから。
その、辛い過去を背負いながら、前向きに生きようとするグレイスを、ブリー・ラーソンはとても自然に演じていた。
どことなくただよう影は演技なのか、ブリー・ラーソン本人のものなのか
「ルーム」の役柄も通じるものがあるので、「ルーム」での演技も楽しみ。
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