「繊細で脆い」ショート・ターム 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
繊細で脆い
自分が如何にガサツに生きて来たかを目の当たりにした。
子どもたちって繊細で脆い。
ちょっと言い方を間違っただけで傷付き悲しみ殻に閉じこもってしまうのだから、
大切に、視線を合わせて付き合わないといけないなと親目線で観た。
良かったのは、ショートタームという施設でせけんから見たら落ちこぼれの子たちにも、それぞれ輝く才能があって決して未来は閉ざされてないと思えた事。男の子のラップや女の子の絵本がそう。
悩んでる事があるんだったら言えばいいのに、とガサツな僕は思ってしまうけど、言えない過去、逆らえない記憶ってあるよな。
子どもたちだけじゃなく、主人公も抱きしめてあげたくなった。
普通にのうのうと生きて来た僕には、
悩みを持って辛い過去を背負ってるけど、何とか自分と闘って、ほんの少しでも前に進もうとしてる子どもたちや主人公が格好良く輝いて見えました。
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