「とっつきやすさは無い。」完全なるチェックメイト 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
とっつきやすさは無い。
実録モノだと思わずに行ったのが一番の敗因だった一本。
決して悪い作品ではないのだが「期待と違った」という部分が大きいのが自分が残念、最低限の下調べはやはり大事だ。
とにかく静かに進む作風と、崩壊する天才を演じたトビー・マグワイアが良かった。
チェスを細かく見せてくる演出も良し。
ただいかんせん地味、世紀の一手も「凄いんだろうな」と思わせるくらいで流してしまう描写はどうなんだろう。
監督の作風といってしまえば作風なんだろうけれども。
観る人を本当に選ぶ作品。
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