イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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巧くつくられた脚本
第二次世界大戦下、ナチスの暗号機エニグマの解読に挑んだ数学者の話。 事前の情報をほとんど入れずに観たが、とてもいい映画で驚いた。時間軸が結構入れ替わるが、さほど違和感なく観ることができた。 同性愛と暗号解読、戦争勝利のための決断。巧く作られた脚本だ。素晴らしい。
アランチューリング おおやけにはイギリス勝利という形ないもの しか...
アランチューリング おおやけにはイギリス勝利という形ないもの しかしその裏側には数学者の努力があった この人がいなければ たくさんの命が奪われていた 戦争が長引いていた 今存在しているものがなかったかもしれない 50年も隠蔽されていたが その栄光をここに讃える アランチューリング お疲れさま、そしてありがとう
一番オススメする映画!
僕の中でこの作品はno1だ。本当に素晴らしい。 映画館で見てすぐにDVD買うと決めすでに何回も見ている。 その当時の同性愛者への社会の見方や戦争の事実。 実話に基づいているから尚更感動するし、驚きもある。 そしてカンバーバッチの素晴らしさ。この人にしかこの役はできないだろう。時間軸はいくつかあって複雑にも思えるがカンタンに理解できる。そしてラストへ向かうシーンは圧倒される。なぜこの人のことを知らなかったんだろうと何回も後悔する。ぜひこの作品は見て欲しいと心からお薦めする。
偉業成し遂げる人って変人ばかり
第二次世界大戦で不可能と言われていたドイツナチスの暗号文を天才数学者が解いていくという話であるが、これは単純な戦争サスペンス映画ではない。 今作は暗号を解く物語というより天才数学者アラン・チューリングという人物の物語というべきだ。 彼がいなければ今、我々がコンピュータと呼ぶものはなかったと言っても過言ではない。
期待以上!
協調性がなくて、傲慢で、冗談が通じないけど、めちゃめちゃ優秀な数学者。その数奇な人生を題材にして作られた映画です。 普通である必要はない、人と違っていていいんだというメッセージが強く感じられます。 カンバーバッチさんの演技も不器用な天才を上手く表現できていて、見ている間ずっと引き込まれてしまいました! 前評判をあまり知らずに適当に借りてみたので、こんなに面白いとは思っていませんでした笑 見て損はありません^_^
凄い良い話。しかも実話! 暗号解読がゴールではなかった。その先があ...
凄い良い話。しかも実話! 暗号解読がゴールではなかった。その先があった。その他にも恋愛など、色んな要素も含まれてる。 主人公はガリレオの福山みたいな頭の良い変人。
複雑に交差するテーマ性
これだけたくさんのテーマ性を含む映画は珍しいんじゃないでしょうか。しかも超おもしろいという。 友情、恋愛、男尊女卑、戦争、戦時の判断、チームワークか個人技かなどなどこの1本で全部が考えさせられてしまいます。 大大満足の一作です。
久々にいい映画に出会えたと思った
最初のほうは時間軸が3つあってゴチャゴチャしてるなって思ってしまった部分もあったけど、この映画には 人の悲しい部分だったり 仲間の大切さだったり 時代背景だったり凄く色々なものが凝縮されてると思う。 この話が実話であるからそう感じるのかもしれないけど、主人公の不器用さが絶妙に滲みでてて、エンディングは切ないけど終わったあとスッキリする映画でした。 見入ってるうちにあっという間に終わってしまった映画は久しぶりでした 彼は1人のヒーローですね。過去があっての今をもっと大切にしなければと思います
重要な局面の情報って大事!
情報の重要さがいかに戦争の勝敗を左右するのかというのを感じさせてくれる映画。 戦火とかけ離れたところでこうした心理戦が行われているとはね。目からウロコでした。 戦争と仕事を一緒にするのはどうかと思うんで例えが正しいかはわかんないけど、重要な局面になればなるほど情報って大事なんだなって思いましたね。
とても考えさせられる映画 天才数学者の実話 思いもよらない人が思い...
とても考えさせられる映画 天才数学者の実話 思いもよらない人が思いもよらない偉業を成し遂げる その言葉の裏には,人とは違うゆえに,理解されない苦悩と戦う悲しい現実 たくさんの考えを持った人がいるために,自分とは違う考えを理解出来ない 戦争,差別,時代,人間 すごく考えさせられるので一度は見るべき深い内容 ただ個人的に,悲しい映画は悲しくなってしまうので,好みとしては★少なめ でも見る価値あり!!
『エクス・マキナ』と併せて観たい、知られざる孤高の数学者アラン・チューリングの反省を描いた硬派の実録ドラマ
第2次大戦中ドイツ軍の暗号機エニグマは解読不能と言われていたが、英国軍は密かに有能な人材をリクルートして解読を試みていた。軍は更に数学者アラン・チューリングを抜擢、解読チームに加えるが、チューリングはエニグマ解読は人間の脳では不可能だと結論、同僚も軍も半信半疑の中で解読用機械チューリング・マシンの開発を始めるが、そこには予想外の困難が待ち受けていた。 暗号解読成功が近年まで最高機密であったことから英雄として礼賛されることもなく不遇な人生を送ったチューリングの生涯を少年期、戦時中、戦後を行ったり来たりしながら描いたかなり硬派な作品。彼が考案した人間と機械の違いを見分けるチューリングテストが物語のキーになっているので、SFミステリーの佳作『エクス・マキナ』と併せて鑑賞すると感慨深いです。
ホモセクシャル!
なヒーローということで50歩くらい退く。 マジョリティじゃないことは悪いことじゃないので、 これは完全に私の嗜好の問題。 でも、映画自体が嗜好の世界なので、 これは大きなマイナス。 主人公は悲劇のヒーローのはずなのだが、 ホモというだけで全く感情移入できない。 虐められていたのは優秀だったからではなく、 ホモだったから?と思えてくる。 もっと単純な正統派ヒロイズムを期待していたので、 かなり期待はずれ。 それに映画からは戦争の悲惨さはあまり感じられず、 主人公たちののんびりムードも気になった。 日独から見ると、かなり大きな違和感が残る。
まさに「時代に翻弄された」天才
10/24鑑賞 第二次世界大戦中、絶対に解読不能と言われていたナチスの暗号「エニグマ」の解読に成功し、その後イギリス政府と秘密裏に連携して戦争の終結を2年も早めたとされる、天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の物語。 同僚役にキーラ・ナイトレイ。 ベネディクト・カンバーバッチはドラマシリーズ「シャーロック」とキャラがダダかぶり笑 でも彼の唯一の理解者であり、心を許していた同僚さえも最終的に跳ね除けてしまったので、シャーロックよりもっと孤独でコミュニケーション能力なくて気難しい人物 カンバーバッチの顔と本当にぴったりで、これ以上の適役はいない! アランは、まさに「時代に翻弄された」天才だと思った 生まれたのがもう少し遅ければ、あんな悲惨で孤独な最期を迎えずに済んだのに、と思う反面、彼の活躍は戦争中だったからこそのものでもあり、複雑な心境だ ニキ・ド・サンファル展でも思ったけど、性差別の観点から見れば今は昔より随分ニュートラルになって、まだ完璧じゃないにしても、少数派の人々がより生きやすい世の中になってきている 時代の流れの中で、良い方向に変化してきた物事や考え方も確かにあるのだなぁと感じた アラン・チューリングという人物については素直にすごいなぁと感銘を受けたし、彼の最期には心が痛くなったけれど、映画としてはラスト以外そこまで印象に残る出来栄えではなかった 自分の好きな映画ランキングの上位にランクインするとか、もう一回観たいと思うとか、そういうほどではなかった シャーロックは映像や音楽が圧倒的に素晴らしかったり、何よりシャーロックや他の人物(ワトソンやモリアーティなど)のキャラクターが一貫していて徹底的にブレないので、世界観の完成度の高さゆえにけっこう中毒性があって、実際に全話2回ずつ観てまた観たいと思う 一方でこの映画は、冒頭であれだけ気難しかったアランが、中盤以降で仲間たちと打ち解けたり一緒に感極まったり、そういう青春要素があってもいいっちゃいいんだけれど、なんとなくキャラクターがブレているような甘ったるい感じがしてしまったんだと思う フィクションとノンフィクションの差ということでしょうか
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