「脚本と演出の巧みさ!」イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 showさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本と演出の巧みさ!
戦時下のイギリスを舞台にした実話で、天才数学者がナチスの暗号を解読する、という
普通に描いたら難解で重くなりそうなストーリーを、
誰もが楽しめるエンターティメントとして描いていて、
その脚本と演出の巧みさに、感心してしまいました。
他者と溶け込めず、誰からも言動を理解してもらえない、天才数学者の孤独・苦悩・葛藤。
そんな主人公がリーダーとしてチームをまとめなければならないシークエンスがあるのですが、
自分が変わることで周りとの関わりも変わり、
それが成果にも結びつく、という
「7つの習慣」の「インサイド・アウト」にも通じるような展開があり、
組織論としてもとても興味深く観れました。
「時として、誰も想像できないような人物が、
誰も想像できない偉業を成し遂げることがある」
彼のような偉業は無理でも、
ちょっとしたことでもいいので、何かが成し遂げることができたらなぁ、と思いました。
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