「3軸のタイムラインを実にうまく操って、歴史の影に追いやられていたひ...」イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 メイザさんの映画レビュー(感想・評価)
3軸のタイムラインを実にうまく操って、歴史の影に追いやられていたひ...
3軸のタイムラインを実にうまく操って、歴史の影に追いやられていたひとりの「天才」の苦悩と成功、そして社会的に追放されるまでの軌跡を一気呵成に見せる構成もひとつの見どころ。大きな弱点を抱え孤高の道を選ばざるを得ない天才を演じさせたら右に出るものナシのばっちさんの繊細な表現には文字通り心臓を掴まれますね。でも暗号解読は彼の功績のアウトプットのひとつでしかないわけで、コンピュータの父と言われた「チューリングマシン」という発想の途轍もなさにまで踏み込んで欲しかったなぁ。
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