「アカデミー賞最有力なだけある」イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 Milkyさんの映画レビュー(感想・評価)
アカデミー賞最有力なだけある
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予告からお堅い感じで評価は
良かったですがそこまで期待せずに
見に行きました。最初の方少し眠くなりそうな
感じですがベネディクト・カンバーバッチの
演技が全体を通して素晴らしいです
特に後半になると鳥肌が立ちます
天才でありながら孤独で同性愛者で
他人と関わりを持てない不器用さも
演技がすごかったです。暗号を解く過程は
ワクワクもするしキーラの美しいだけでなく
力強いイメージをもつ彼女だからこそ
孤独な主人公が人との関わりを持つところも
引き立っていました。戦争終結後
どの国もそうだと思いますが英雄のはずの
人が非難されたり大した功績を得られなかったり
犯罪として取られたりそんな卑屈な世界の
歴史もこの映画で見た気がします。
最後のテロップでチューリングの作った
装置で1400万人が救われたと推定され
死後功績が讃えられ、本人は41歳で自殺
してしまい、コンピューターの基となった
という言葉を見ていろんな感情が湧きました
ドバッと涙が出るのではなく
ベネディクト・カンバーバッチの演技に
引き込まれ喜び悔しさ憤りに共感し
何度かポロっときました
見てよかったと思える映画です。
アカデミー賞最有力が納得できます
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