「最後まで貫かれた下ネタロック」日々ロック Arcoさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで貫かれた下ネタロック
楽しいキャラクターや青春の匂いがたっぷりの下ネタに、胸がキュン、いや、ギュン!とした。
感動の場面でさえ特大のギャグを放り込み続ける、その勢いが好きだ。
残念だったのはサキの歌う『雨上がりの夜空に』から、そこまでロックが感じられなかったということ。
重要なシーンなので、音程が不安定でも声が合わなくても、上手く歌えなくてもいいから、もっと魂を揺さぶるようなブッ壊れ感で魅せてほしかった。
下ネタソングも笑えたが、百姓ソングもセンス良し。
キモかっこいいビジュアル系バンドとファンの動きも面白かった。
どうしようもないのに愛すべきキャラクターのオンパレードで、常に心がワサワサ。
犬レイプTシャツ、ひよこ饅頭などの小ネタも楽しかった。
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