「はーい注目!! 二階堂ふみちゃんに罵られたいM男子は-、必見!!」日々ロック さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
はーい注目!! 二階堂ふみちゃんに罵られたいM男子は-、必見!!
サイタマラッパー撮影中に、極貧生活になった入江監督。その頃から、応援していました。
本作を観て、ロック(笑) 「え、バンドやってんの(笑)?」と、ちょい、ちょい、思っていたことを、心の底から反省しました。すみません。
なんの為に唄ってるの?
主人公の答え「ロックは世界を救うから」に、ちょっと感動。
ダッチワイフを背中にしょって、RCセクション「雨上がりの夜空に」を過激にしたような曲を歌う主人公に、二階堂ふみちゃんの罵倒&ビール瓶が炸裂。
「この童貞野郎!リアルな女を抱いてからロックやれよ!」
二階堂ふみちゃんって演技が微妙だけど……、ナイス回し蹴り!ナイスハイキック!
あれですかね?二階堂ふみちゃんって、「私の男」でも横乳見せてて、今回も罵倒&キック&マーライオン並にゲロ吐いてるのって、微妙な演技を体当たりでカバーでしょうか?
それにしても脇が良いんです。敵対するビジュアル系バンド、ライブハウス店長(竹中直人)、干物工場の同僚外国人、高校時代のいじめっ子ヤンキーとか。
その中で、まるで意図的にオーラを消したような、生まれ持ってのM気質:主人公役の野村周平君ってー、誰なん?また格好悪いんだ、この子。でも。格好悪くても、情けなくても、好感が持てて、ついつい応援したくなるのは、入江監督マジックです。
本作を観た時、映画館には私含め5人しかいなかった!が、がんばれ入江監督!
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