杉沢村都市伝説 劇場版のレビュー・感想・評価
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物足りなかった!!
杉沢村や鮫島事件の詳細は誰も知らないので、折角映画にする機会が来たのだから、独自解釈やお笑い要素、「本怖」や「くねくね」、「きさらぎ駅」、「マイナスドライバー」のような他のネット都市伝説を混ぜたり、クトゥルーのように魚臭いとかオマージュをもっと盛り込んで、自由に楽しんで作って良かったのだと思います。伊藤寧々さんは子猫の様な風貌で、男性ならいるだけで許せてしまう感じで、演技面では主に男性陣が頑張っていました。終盤は実在の津山三十三人殺しをモチーフにした「サイレン」(PS2)のように、夜の村で銃声と叫び声が鳴り響いていきますが、閉じられた空間と惨劇の夜からいかに脱出するかという、これがこの映画の始まりだともっと面白くなったと思います。「彼岸島」じゃねえか、となっても杉沢村自体が元々パロディ的な物だと思うので、楽しめればOK…ではないのかな。怖がらせるBGMや、どっきり効果音が流れないのは良かったです。
3部作では1番怖い。都市伝説の真相を描くホラー。
【賛否両論チェック】
賛:都市伝説の恐怖を体現。急に驚かす描写も少なめなので、ホラーがそれほど苦手でなければ、観られそう。
否:終わり方は、やや盛り上がりに欠けるか。消化不良感は満載。
3部作の中では、1番怖めなザ・ホラーです。それでも、怖がらせるシーンは割りと少ない印象なので、そこまでホラーが苦手でなければ、無難に観られそうです。グロシーンもややありますが、そこまで極端ではありません。
終わり方は結構消化不良で、尻すぼまりな印象は否めませんが、ちょっと意味深なエンディングも、アリといえばアリですね(笑)。
ちなみにこの杉沢村。かつて青森にあって、実際に廃村になっているそうですが、本当の理由は、過疎が進みすぎて限界集落になったからだそうです(笑)。
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