「自分を犠牲に儚い恋物語と社会情勢」オマールの壁 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
自分を犠牲に儚い恋物語と社会情勢
序盤の雰囲気はフランス映画の「憎しみ」を思わせる感じで全体を通して飽きずに観れた。
オマールを突き動かさせる様々な行動は徐々に自分の為では無くなりラストの腹を括った場面は何とも溜め息が。
仲間との遣り取りに儚い恋愛と微笑ましく笑えるシーンもあり反対に追われるスリリングさに刑務所のシリアスな場面と様々なジャンルが含まれている。
オマール役の俳優が「トレインスポッティング」のレントンや「憎しみ」のV・カッセルを彷彿とさせるインパクトで今後も期待。
ビトー・コルレオーネのモノマネは笑える。
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