「名作だが映画史の文脈の中での評価から免れない」勝手にしやがれ にちさんの映画レビュー(感想・評価)
名作だが映画史の文脈の中での評価から免れない
ヌーベル・バーグの代表的作品で、ゴダール初の長編映画。
移動しながらのトラベリング撮影や同時録音、セットではなく街中で撮影することにより一般人を巻き込んだ偶発性の創出、大胆なカットなど今見ても大胆な作品。
ただこの評価の通り、どうしても技法を中心とした評価になってしまい、映画史という文脈の中での評価に引っ張られてしまうなと感じた。
そのため単に娯楽として映画を見る方にはあまり惹きつけられない可能性はある。
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