「久々の悪寒を」呪怨 終わりの始まり herocinemaさんの映画レビュー(感想・評価)
久々の悪寒を
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呪怨は今までのを全て観てきましたが、始まりということで、初期のビデオ版と同じ流れだと踏んでいたので、新しい驚きはさして感じない…ものの、あの始まりの一家の筋書きは少々変え、家はガラリと変わってましたが、玄関から吹き抜けの階段あたりの位置は同じようにしていたのは嬉しい。
監督は変われど、オムニバス形式の手法は変えず、かの貞○3Dなんぞよりは遥かに出来が素晴らしいです。
伽耶子呪いの理不尽さは相変わらず半端じゃない。
ホラー作品はけっこう耐性があり、その昔リングの一作目で覚えた恐怖に匹敵する和製ホラーは殆どなかったのですが、今回は久々に鳥肌が立っているのが分かるくらいゾワリと悪寒が全身を襲いました(特に、伽耶子がこっちを見てノートにうずまきガリガリのシーン)。
机の引き出しがガタガタしているシーンでは、ドラ○もんが出てくるんじゃないかってツッコミを入れそうになりましたが。
2回目以降では、多分恐怖を感じにくいなーという印象はあります。(何が来るか分かってるのと、描写の仕方に何かが足りない?)
ぜひとも、初期のビデオ版を観ていない人は興味があれば観てもらいたいです。
あちらさんの方が、なんかずっと怖いです。
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