人生はマラソンだ!のレビュー・感想・評価
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クールランニングのおやじ版な作品。
破産寸前の修理工場再建のために、中年社員4人(社長含)が人生の勝負に駆けぬける。
フルマラソンで全員完走したなら、スポンサーが借金の肩代わりをしてくれる。
走りとは無縁だった4人が、互いに励まし合い、罵り合い、家族愛に目覚め、ゲイに目覚め、
笑いと涙でスタートを切る。
良品。
【オランダ映画の少しシニカル要素も絡めた、コメディレベルの高さに驚いた作品。】
- メタボな中年男たちが、破綻寸前の工場を再建するため、愛する家族と仲間のためにフルマラソンのゴールを目指す姿を描き、本国オランダで大ヒットを記録したハートフルコメディドラマ。-
・今作、ハートフルコメディドラマとして描かれているが、ほのぼの風味も良くって、面白かったですよ・・。
<2014年8月24日 安城コロナシネマワールドにて、鑑賞>
こっちを見て! ねえ、見て!
心に余裕がないせいか、このダメなおっさん達に優しくなれない自分がいます(笑)
なので、110分のうちの100分がちょっと苦痛。
最後の10分で、やっと意識が覚醒しました。
ただ言いたいことは、よく分かります。
だけどそこを敢えてふんわり、説教臭くならないように、最近の宮崎駿的にならないように、緩く伝えようとしているのに、この直球邦題にびっくり。
仲が良かった奧さんには、病気のことは言わない。
仲が良いからこそ言えない?
結局、娼婦の奧さんは良い母にはなれない?
クリスチャンの奧さんこえー!けど最後には分かってくれるんだよ。
男の友情に涙!
でもマラソンしてもいいから、ダラダラ仕事してもいいから、ちょっと奧さんに真っ直ぐに向き合おうよ。
てか、女は向き合って欲しいんです。はい。
もちろん、マラソンしてる姿から、色々と察することもできます
よ。
当たり前です。妻なので、察したり、推し量ったりできます。
でも、こっちを見て!
ねえ、見て!
すみません。愚痴です。
あ、ランニングシューズ店の店員さん、むっちゃイケメン。でもさりげなくちょいちょい出てくるけど、ストーリーには直接は絡んでこない。そういうとこ、いいね。
オヤジがダサ格好いい。
えっ?この場面で差別発言するか?って以外は良かった。ちょいお下品なオヤジ達が余計に良かった。これが2枚目俳優なら感動も半減なんだがあのオヤジ達だからこその感動があると思う。ストーリーもシンプルだけど色んな家族構成があってストーリーがより盛り上がってます。
おじさんたちが良い!
序盤の4人のクズっぷりは本気でイライラするほど。物語後半に向けて真面目になり、優しくなり、熱くなっていく登場人物たち。
マラソンのシーンはほとんど泣きながら観た。
最後はあんなの犯罪だけど、笑ってしまったし、“5人“のガッツポーズにまた泣いた。
マラソン人生完走。
タイトルを見て、確かに人生ってマラソンだよな、と思う。
なにしろ長い。キツイ。ケガをする。バテる。しかし頑張る。
そんなこんなの繰り返しで人間は歳をとっていくものだけど
今作はそんな説教めいたことは何にも云わない。
冒頭からメタボな親父たちが仕事そっちのけでカードゲームに
興じている姿がいつまでも流される。何なんだ、この親父たち。
ついに税金滞納がバレた経営者はスポンサーを口説き落とし、
ロッテルダム・マラソンで全員が完走したら工場を救って!
なんてのたまうが、初めはまったくやる気なし。どこにでも
いそうな中年親父が本当にフルマラソンなんて走れるの!?と
誰もが彼らを心配するが…。まさにオランダ版フル・モンティ。
どこまでも温かい家族や友人の力は偉大であると、最後まで
諦めない4人の奮闘ぶりに胸が熱くなる。意外な悲劇を生む
ラストには驚くが、その後の〆は笑顔になれること請け合い。
マラソンってきつい、けど最後まで走りきれば
ストーリーの2/3はありきたり、あらすじから想像できる。でも、残り1/3の最後の方が、この映画の魅力。後悔しないよう人生を精一杯生き抜く強い意志と温かな仲間たち、静かにでもずっしりと心に響く映画
メタボなマラソンランナー
メタボなマラソンランナーだから自分にオーバーラップする箇所多数あり。フルマラソン挑戦途上なのでホントに感情移入してしまう。頑張ろうと思う。そして最期の終わり方も納得出来る。マラソン走って、病気してれば判る。
ありきたりな感じかと思ったが
イギリス映画でよくある、サラっと観られる人生再発見系…とひとくくりにできない重みがあった。
年甲斐もなくダラつくおっさん達の姿が笑わせてくれるけれど、そんなおっさんら一人一人が背負っているものもきちんと伝わってくる。
良くも悪くも規格外なおっさんらは、魅力的でした。
それにしてもビール好きだな〜。
佳作
主人公たちがそれぞれどうしようもない困難に直面しているので、走るシーンにカタルシスがある。そして人生を半分投げているからこそできる破天荒の数々。あんな風に生きられたら辛いけどきっと楽しい。丁寧に観ていくとそれらの困難の原因も会話やシーンから読み取れるような仕掛けがしてあるがこれは人を選ぶかもしれない。みなまで言わず想像力に任せるのはCM業界出身の監督ならではの手腕か。「ブラス!」のような映画が好きな人はハマると思う。館内からは鼻をすする音がちらほら聞かれた。
ビミョーな共感度
家族と仲間とつぶれる寸前なの自分の工場を救うためガンを隠しながらフルマラソンに参加。なんだけど人間関係の描き方がやや薄め。
ビミョーな人種差別すりこみの必要性がわからず感動半分。
結末の思い切りの良さと笑っていいのかわからないラストシーンにとまどうのでした。
ザンネン…
結構な年齢の男性4人の人生もろもろを詰め込み過ぎ。
見る人が想像して…という部分が多すぎるのと、時間の経過が早過ぎて感情移入するだけの余裕がない。
まさかこんな単純な結末じゃないよな?と思うほどひねりのない結末に笑った。
エンドロールを待つことなく、シアターから出て行く人が多い駄作でした。
じんわり泣けました
家族や恋人、愛してるけど伝えられなくて、でも一緒にいて、色んな問題、都合の悪い事、たくさんあるけど
本当に大切な事、シンプルに大切な人の為にみんな頑張るのですね
出てくる人が
みんないい人な映画です。
走る理由
マラソンブームである。
会社の同僚の中にも皇居ランニングする人や、東京マラソンに挑む人がいたりして、身近な存在になりつつあるが、とはいえ42.195キロを完走するのは並大抵のことではない。
この作品に登場する自動車修理工場を営むギーア、従業員のニコ、レオ、キースの中年4人組は昼間からビールを飲んでカードゲームをしている駄目オヤジたち。
ところが、多額の税金を滞納しているのが判明し、払わなければ工場を差し押さえられるという事態に陥る。
そこでこのオヤジたちは大博打に出て、スポンサーに「マラソン大会で完走すれば借金肩代わり、出来なければ工場没収」という約束をさせる。
ここからメタボ腹オヤジたちのフルマラソンへの挑戦が始まる。
オランダ映画なので、出演している俳優たちには馴染みがないが、演技派の人たちばかりで、つい彼らが紡ぐドラマに引き込まれてしまう。
工場が火の車状態なだけでなく、自らの体も危ない状態のギースをはじめ、他の3人も夫々問題を抱えていて、中年男性の哀愁が伝わって来る。
そんな駄目駄目な状況でも、何とか打開しようとマラソンに真剣に取り組む後半からは、彼らに思わずエールを送りたくなる。
「工場再建」という一つの目的から始めたマラソンへの挑戦だが、彼らが胸に秘めた夫々の走る理由、家族の為、仲間の為、今までの駄目な生活や自分からの脱却の為、そして自分の信念の為に走り抜こうとする。
彼らの頑張る姿を見ていると、メタボ腹の私も今日から走ってマラソンに挑戦したくなります!
人生はマラソンじゃないって言った人もいたっけ
人生はマラソンだからペース配分を考え、あとは全力を尽くせというけどね、コースがきちんとあってゴールがちゃんと待ってるわけじゃない。コースはないも同じだし、ゴールという目標は見えたと思っても逃げ水のように逃げる。頑張りすぎちゃ駄目なんだ。休みたいときにうまく休んだほうがいい。
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