「自分の記憶が正しければ」ソロモンの偽証 後篇・裁判 halさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の記憶が正しければ
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原作を読んだのは随分前なので記憶違いだったらごめんなさい。原作ではラストでもう一度三宅さんの証言があったと思う。なぜ映画にはそれがないのか。実はその部分こそが本作の重要なオチだったのでは?
自分の記憶が正しければ、三宅さんは最終日に2回目の証言台に立つ。証言自体は1回目と全く同じ。しかし同じ内容でも、1回目は誰かへの復讐という悪意に満ちたものだったのに対し、2回目は誰かを救済したい善意のものへと変化していた。
このラストがなければ三宅さんがかわいそうである。
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