「残念。。」ソロモンの偽証 後篇・裁判 トタ助さんの映画レビュー(感想・評価)
残念。。
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真相を解明するための裁判。
前編で広げた大風呂敷をどうやって畳むのか?
裁判を進める過程で、証人喚問で呼ばれる関係者が取って付けた様に善悪はっきりさせて白黒が付いていく。
前編の不気味さから一転。明快な裁判運営で、テンポよく、登場人物が証人喚問に呼ばれて、ドンドン風呂敷を閉じていく。
最後は確かに大どんでん返しだけど、ここまで隠しておく必然性が無いし感動もしない。それじゃー自殺した柏木君は、ただの嫌な奴なのでは?と思ってしまう。
突っ込み所も満載。何故被疑者は一人だけなの?等々、キリが無い。
原作は誰が偽証しているのかを解き明かす推理小説風なのだろうか。
映画としては、前編の前振りが風呂敷広げ過ぎもあって、風呂敷閉じるので精一杯で、最も肝心と思われる自殺した柏木君の動機や裏が良く分からず、大どんでんだねという事しか残らない。残念。
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