「人間の作るものに絶対はないにしても」パッセンジャー A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の作るものに絶対はないにしても
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システムが脆弱。緊急時の対応が、「どうしようもない」ありき、で展開していて、それなら仕方ないとは思えない。あれだけ危険性の高い旅に参加する人は、騙されたか、世捨て人かではないかと思うくらい条件がひどい。まぁ、極限状況をつくらないと物語が成り立たないですが、もうちょっと考えて欲しかった。それと、ようやく一件落着した後、一人なら人工冬眠可能と分かってからのオーロラの心理:「贅沢三昧して最後は冬眠させてもらえるかも」を考えるとあの時の笑顔が恐い。どっちかが先に死ぬのだから、あのラストになるにはひと悶着あっただろう。忘れちゃいけないのは、一番可愛そうなのは、機関士のガスですから! 彼は仕事でこの船に乗り、冬眠装置の不調で全身を壊され、短い生存期間も責任感だけだった…。エンド・ロールでアンディ・ガルシア…えっどこで? 船長! 一瞬だけやん!
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