ジョン・ウィックのレビュー・感想・評価
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今(2023年)観ても斬新な映像と独創性
ほぼ10年前(2014年公開)の「ジョン・ウィック」の一作目。
まさかこんなに人気シリーズになるとは?
4作目となる「コンセクエンス」が今公開中だが・・・
まず壮絶なアクション映画である。
スタイリッシュな映像美、
なんとも言えないBGM(殆どはリズムを刻んでいるだけ)
(歌詞のある歌も二曲掛かる・・・)
これもアクセントになり、とても良い。
キアヌ・リーブスのストイックな姿、
アクションに特化したアクションの為のストーリー、
アクションのことは分からないが、アクションがこの映画の
メインディッシュであることは分かる。
それも次々と新しい味付けのアクションで、それも今まで食べたことのない
感のあるアクション・シーン。
ジョン・ウィックは非現実的に強いヒーローでなく傷も負う。血も出る。
肉も裂ける。
心だって見えないけれどズタズタの筈。
けれどアクションは流れるように流麗!美しい。
引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、妻の葬式の3日後に
愛車を盗まれ、おまけに妻の最後のプレゼントだった子犬を殺された事で、
死を賭して壮絶な復讐のアクションを繰り広げる。
撮影は殆どが夜。
ボストンの夜景が沁みる。
雨も多く、
雨降りのラスト・アクション・シーンが壮絶。
壮絶、壮絶、と何度も言うが、
ジョン・ウィックは満身創痍、瀕死だ。
怒りに火が付いたら、ブレーキの掛からない男をキアヌ・リーブスは
あくまでもストイックにスタイリッシュに演じて、
なんとも艶かしい。
そして殺戮と暴力のキッカケはあくまでもおセンチなのだ。
初めて観たのは機内上映。
Vol.4公開記念であらためてVol.3までビンジウォッチ。
機内での限られた環境での時間潰しには、もってこいのコンテンツ。時間経過とともに’今’を追っかけておけば理解できる作品というか。あと、マトリックス好きというキアヌきっかけも大きいかも。
初めて観た時にアクションがユニークだったことを思い出す。ブルースリー、ジャッキーチェンとは一線を画す戦いぶり。特に至近距離で撃ち続けるのは、これまでのアクション映画にはないパターン。接近戦のキアヌは合気道のような動きで相手を倒すものの、歩き方や動きに機敏さが乏しい。
さらに、アクションもののシリーズの中では、バットマンにおけるゴッサム以来のNYが舞台。バットマンのようにNYの暗部を描くかのように、青暗く冷たいノイズのない世界観が広がる。この記号性も大事な要素。
観返してみて知ったのは、このシリーズは、妻が亡くなり、生前の妻からの贈り物である犬を殺され、殺し屋に復活してから、途切れなく続く物語だということ。キヌアが死ぬまで続くのでは?
とにかく
え、ちょっと待って
話題だったので
最近なんか話題で最新作が公開されるのかな? 知らんけど、とりあえず名前を聞いたので一作目から見ようかなということで視聴
ただまぁ結論から言うと凡作、もしくは駄作、あるいはその中間。コンセプトは分かる。「かっこいいキアヌを思う存分楽しめ!」でしょ?この映画のコンセプトは。そういう意味ではしっかりした作りだしキアヌファンはめちゃくちゃ楽しめると思うけど、俺はキアヌのカッコ良さを楽しむという面でも脚本や演出においてもマトリックスの下位互換にしか思えなかったし、全体的にちぐはぐというか設定に無理がある
まぁちゃんと物語考えて俳優に頼らずともいい作品作ろう、みたいな映画じゃなくてよくも悪くも完全にキアヌ頼りの映画です。キアヌは好きだけど忖度抜きにちゃんと評価したいのでこの評価になります
キアヌが撃ちまくってるだけ。つまり神映画
孤独な男の物語という意味では007、トンデモな展開続きという意味ではミッションインポッシブルシリーズと重ねて見てしまうが、そのどれとも違う。今まで存在したどんな作品にも当てはまらない。そんな全く新しいジャンルとして登場したのが、
この『ジョン・ウィック』なのだ
車を奪われて子犬を殺されただけ。しかもそれは馬鹿息子の愚行が原因で、ぶっちゃけ組織から仕掛けた訳じゃない。俯瞰して見ると組織も結構被害者で(笑)、子犬を殺してジョン・ウィックという狂犬を起こしてしまった悲劇の物語にも見える。
でもそんな理不尽さを感じさせない、ジョナサン(キアヌ・リーブス)のカッコよさと洗練されたアクション。やはりダークナイトがいつまでも評価されるように、CGではない本物の身体を使ったアクションこそが人々の目を唸らせるのだと実感させる。
まだ見たこと無いと言うならそれはターミネーターやスターウォーズを知らないと言ってるに等しい。そんな10年代以降に産まれた数少ない神話の一つとも言える作品がこのジョン・ウィックなのだ。
10年も経とうとしているとは思えないほどの洗練されたアクションと、今までどの作品にも無かった独特な世界観。そこでとにかくキアヌが撃ちまくってるだけなのにここまで面白いとか、そこはもう観ないと分からないけども絶対に外さないと約束出来る神映画。
観終わった後、風呂場でそれっぽい動きをするであろう・・・・・(予言
90点 ジョン・ウィックの始まり
気になっていた映画をやっと視聴。 ロシアンマフィアのバカ息子が押し...
気になっていた映画をやっと視聴。
ロシアンマフィアのバカ息子が押し込んでくるまでの、ジョンの素性を明かさずに金持ちそうだけど奥さんに死なれて落ち込んでる単純にかわいそうな男性に見せようとする感じの作りからすると、なんの予備知識も持たずに見られたらという今となっては叶わない状況を想像したりしたが、公開当時もジョン・ウイックが殺し屋であるという情報はオープンになっていたはずなので、想像するより大きなハンデにはなっていないのかもしれない。
それよりも評判により、干渉する側のハードルが上がりきってしまっている方が問題だ。
確かに派手なガンアクションや殺し屋業界に流通している金貨、聖域としてのコンチネンタルホテル等、裏社会の設定にも白いアイデアが盛り込まれているし、同業者の友達マーカス役のウイリアム・デフォーとのベタベタし過ぎないバディ感も良いポジションなので決してつまらなくはないのだが、何故か「もっと凄いと思っていた」という意識がぬぐい去れない。
高橋ヨシキさんの発言だったか、映画の終わりで奥さんの贈り物だった子犬の代わりに迎え入れる犬はなんの思い入れもないただの犬という指摘がどうしても気になってしまう。
後にガンで亡くなるロシアンマフィアのボスのヴィゴを演じているミカエル・ニクビストがまだ元気な姿を見せてくれているのでなんだか切ない。
マーカスやヴィゴなど、ジョン・ウイックに関わる人が皆不幸になっていくので、コンチネンタルホテルの人達の今後も心配。
ゲームだと思えば楽しめる
ジョンウィックシリーズを見る上で予め知っておくことは、これはゲームなんだと言う事です。
プレイヤーが操作するゲームの主人公のように、ダメージを負っても回復するしガンガン動けるし、時たま隙だらけになることもある。
敵も基本弱いし無双していく。
そういう意味での爽快感と見ていて楽しいアクション性を楽しむ映像になっています。
シリーズが続くにつれて制作資金が増えたのか、段々豪華になってきます。
敵もユニークな殺し屋が増えて来るので、本当にゲームみたいな作りになっています。
調べたところ、John Wick Hexと言うインディーゲームがあり、更にAAAタイトルでゲーム化するようです
AAAタイトルとは300万本以上売れることが想定されるゲームで、ファイナルファンタジーやエルデンリング、モンハンなどが該当します。
今のうちにゲームと割り切って作品を楽しんでおくと良いと思いますよ。
単純明快のガンアクション映画
ちょっと笑っちゃった
こういう映画が観たいときもありますよね
裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック。愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう。怒りに震え、心の奥底に封じ込めた"殺し屋の魂"を解き放ち、復讐のために独り立ち上がる(公式サイトより)。
キアヌ・リーヴスが無双する映画。
あれだけ用心深く警戒していたのにジョン・ウィックを倒す好機をみすみす逃す敵側の不手際を筆頭に、「おい、まじかよ」が連発する映画ならではのご都合主義はある意味では、菅獲得の確信犯的演出で、そんな辻褄など関係なく楽しめる作品。韓国映画「アジョシ」のウォンビンやハリウッド映画「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロンのように、主人公がひたすら無双しまくるが、作品を通じて伝えたいメッセージは特にない。
こういう映画が観たいときもありますよね。
コンチネンタル
あのホテルのところだけ、飛び抜けて最高でした!!!!
車がお好きなのにカーチェイスなどがあまりなかったけど、そういうものなのかな、好きと仕事は別なのか。いや、今回は仕事でもなんでもなく復讐の話の中身は薄々だった…でも、あのホテル「コンチネンタル」の設定と、車、装備、音楽、キアヌ様と、デフォー様で、ご馳走様でした!って感じの娯楽映画でした。
華麗なアクションというより、身体のぶつかりあい感があって、重ためのアクションだったと思ったけど、リアルティがあって、痛みを感じられるもので、血は出るけど痛みが伴なわない暴力の描き方も最近多いところ、見応えありました!
とにかく、「コンチネンタル」の設定の良さだけ、飛び抜けてよかったです!
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