「ジョン(キアヌ)が最強すぎるから観てて気持ちい」ジョン・ウィック かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン(キアヌ)が最強すぎるから観てて気持ちい
サイバーパンク2077に備え、キアヌ映画を予習しておこうと鑑賞。シリーズ初でも全く問題なく楽しめた。面白かったポイントは2つ。
1つめは、キアヌのアクションがカッコええ。
主人公のジョン(キアヌ)が最強すぎるから観てて気持ちい。銃と体術でバンバン敵を粉砕、アクションゲームの雑魚敵の如くどんどん散ってく敵さん。途中から敵が可哀想なっちゃった。主人公的には弱い面もあった方がいいんだろうけど、ここまで最強に振り切ってくれると潔い。個人的にジョンがリロードするカットが好き。リロードをささっと済ませて、すぐに敵を片付けるのカッコいい。
キアヌの映画ほぼ観たことないけど、この人すごいキビキビ動くし年齢を感じさせない。アクション俳優ってイメージ無かったけど今後は見方変わりそう。
2つめは、単純明快なストーリー。
この映画は、ジョンが犬を殺された復讐をするだけの話。主人公の動機が単純なので、分かりやすくて感情移入しやすい。登場人物は全員ジョンの顔見知りで、複雑な人間関係もないのでストーリーにも難なくついていける。最近の映画は凝りすぎて複雑なモノも多い。わかりやすいシンプルさも大切だということを教えてくれた。
犬が復讐の動機ってのが新鮮。こんなしょぼい動機(犬好きの方ごめんなさい)みたことない。復讐モノだと大抵家族が殺されたとかヘビーな内容が多いからね。犬殺されたくらいで何人も殺っちゃうジョンから、凄まじい怒りが伝わってきた。
最後マフィアのボスがジョンにタイマン挑んできたのは意外で驚いたわ。味方全員やられてピンチになったら逃げるタイプかと思ってたから、ちょっとカッコよく見えたぜ。もうちょい粘ってジョンと肉弾戦やって欲しかったけど。
サイバーパンク2077はゲームだけど、キアヌがどんなアクションを魅せてくれるか楽しみだ。