「Yeah, I'm thinking I'm back. キアヌ・リーブス復活のガンフーアクション」ジョン・ウィック アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Yeah, I'm thinking I'm back. キアヌ・リーブス復活のガンフーアクション
全米でスマッシュヒットを飛ばしたキアヌ・リーブスのアクション映画がやっとこさ日本で上映です。うーん、待った待った・・・と楽しみに待っている間に我ながら期待値がすっかり上がってしまっていた模様。いや、充分面白かったんですけどね。期待値との兼ね合いが難しい所です。
内容はいたってシンプル。引退した殺し屋が自分の犬を殺したマフィアに復讐するお話です。マフィアの人も「たかが犬でっ」って言ってましたけど、ジョン・ウィックにとっては死んだ嫁が最後に残してくれた家族ですもん。「知らない人間の命<自分の犬の命」になってしまうのは当たり前です。そりゃ復讐せんといかんですわな。
キアヌ・リーブスが久しぶりに気合いの入ったアクションを見せてくれます。きっちり相手に止めを刺すガン・アクションは一見の価値ありです。例えば壁に押さえつけて一人の敵の動きを止めている間に違う敵を打って、その後押さえつけている敵を打つ等と動きに無駄がありません。効率良く殺しまくります。かといってキアヌ無双って訳でもなく、けっこう押されながら泥臭く戦っている所がある意味リアルでした。
ウィレム・デフォーが出ている事も好感度アップですね。あの濃い顔は出てくるたけでインパクトありますし、今回もいいポジションでした。歌手のリリー・アレンの弟、アルフィー・アレンやエイドリアンヌ・パリッキ等海外TVドラマで見る俳優が何故か沢山出ていました。
ストーリー重視の方には全くもってオススメしませんが、例えば仕事でイライラして気分転換にアクションでも観てスッキリしたい時にはオススメです。