「まあまあだった」奪還者 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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経済破たんした社会で、警察の機能が止まって殺人をとがめる人がいない様子がリアルだった。少年売春をあっせんするおばあさんが殺されそうになっても毅然としていたのが印象的だった。
もっと興奮したかったのに、けっこうだらだらしていて最後の方はウトウトしてしまった。犯人の弟が長々と語る場面など、さっぱり面白くなかった。
車に犬の死骸があったから取り返したかったという結末だったのだが、犯人たちが乗り捨てた車の方がずっと走行性能が高くてよさそうで、こっちでいいじゃんと思った。
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