インターセクションのレビュー・感想・評価
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事故は偶然だったのか?
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砂漠の真ん中で多重事故を起こすなんて何億分の一、いや何兆分の一の確率なんだろうか?まさしくインターセクション。道じゃない道と交差するのは車のみならず複雑な人間模様の運命だった。色々と裏では繋がっているような気もしたけど、概ね二つのグループと一人の悪党だった。
主役はどちらかというと、金持ちのスコットよりも謎めいた修理屋サレイ。事故の様子をじっと見つめていたが、足首に銃を隠して事故を起こした彼らに接近してくるのだ。誰を狙ってる?と、ワクワクしながらストーリーを追った。
それぞれの思惑と欲望が交差する中で、殺害と逃亡という心理戦が見事だと感じた。赤ん坊を抱えた女は自分の子じゃないとわかるし、悪党の思惑もわかりやすい。しかし、最初のカーチェイスがどこまで仕組んだもので、どこからが偶然なのか。秘密を知った後にはこの序盤の疑問が湧き起こるのだ。
結局勝ったのは、欲望丸出しの関係じゃなくビジネスライクな主従関係。ただし、彼らの運命もモロッコで終わるような気もする。意外な結末だったので新鮮味もありました。インターセクションも複数形になってるところがいい。道路の交差点と人間模様の交差点みたいな。
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思いもよらない展開に
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目が釘付けに。
ヘッジファンドマネージャーのスコット( フランク・グリロ )と、美しい緑色の瞳の新妻テイラー( ジェイミー・アレクサンダー )との駆け引き、曰くありげな登場人物にラスト迄目が離せませんでした。
モロッコの情景が偏執的な愛の終末に、不思議と似合っていました。
テレビ東京を録画にて鑑賞
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