「翻弄される3万の命」シークレット・チルドレン グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
翻弄される3万の命
クローンを扱っているのと、日本人監督がアメリカで製作したというのに興味を引かれて鑑賞しました。
政策により生み出された3万人のクローン達は、政策の転換により抹殺され始め…。
静かな緩やかな作品でした。ヒーリング系の音楽で眠たくなるかなと思ったけど、いいタイミングでオムニバス風に切り変わります。
知らない俳優さんばかりでしたが、とてもハマっていて観やすかったです。
クローンの置かれた状況がちょっと飲み込み辛く、共感しにくい部分もありました。
これは面白いって感じではなかったけど、なんか引っ掛かりのある作品でした。
どこか受け入れてしまっているところや死生観が日本人ぽいからか、不思議な感覚が残ります。大きな国の中で翻弄される3万人の命について、何度も考えました。
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