ディス/コネクトのレビュー・感想・評価
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こんなクソ息子に育たないよう親は気を引き締めて
・・・と言う教訓の映画ですね、主に。
ネットでネカマのフリして陰キャ男子の恥ずかしい写真を遅らせて拡散し、自殺に追い込むホモソノリの加害男子がほんとクソ。
それだけじゃなく小便混ぜたドリンクをこっそり飲ませるとか、ほんと最近捕まったハチミツ男といい、どこの国も加害男が考えることは一緒なんだな。排泄物を人に飲ませるとか下手したら死ぬんだから殺人未遂で逮捕されろよ。
そして息子がこれなら父親もクソ過ぎる。製造元は責任とれよ。
他のエピソードも、寂しさや金のためにネットに個人情報を迂闊にさらすとろくなことにならないというわかりやすい例でしたね。
へんに説教するよりこの映画見せた方が、ネットリテラシーの教材として良いんじゃないかな。
ネット被害
ネカマに自分の恥ずかしい写真を送ってしまい、その写真が学校でばら撒かれてしまって自殺未遂。カード詐欺に遭ってしまい、その犯人を捕まえるべく独自に捜査する夫婦。未成年のウェブチャットサイトを取材するレポーター。それぞれが冷え切った家族、または独り身。結局はネット依存せずに家族を大切にしようよ的なメッセージがうかがえる。
インターネットが普及してから随分経ったように思うが、詐欺は詐欺で新たな手口を考えている。そして性的欲求をネットに求めて・・・といった群像劇。13年も前の作品なのに古さを感じないということは、未だに被害者は多く存在しているのですね。しかも、コロナ禍でリモートが当たり前になってしまった現代だし。
解決策には至ってないけど、せめて親子の絆だけは深めておかないと。また、日本の場合だとネットに無知な者や老人が狙われるという世知辛さ。これからもずっとネット社会が続くと思うとうかうかしてられないなぁ・・・
リテラシーが低すぎる
心でつながる術を失った現代人へ
最後はコネクトする
様々な年齢、立場の人たちがネットでこわーい目に会ういわゆる群像劇。クレジットカードの情報を盗まれる、ネットいじめに遭う、ポルノチャットをやる若者など社会問題になりつつあるネットでの事件を取り上げているが、登場人物たちがこういう事件に巻き込まれることを通して「リアル」での人間関係の大事さに気づくという落ちになっている。
コネクト!
家族とは最も得難いもの!!
なりすまし、スキミング、未成年ライブチャットの3つのエピソードを同時進行で見せているようで、実は登場人物が絡み合っていると解っていく構成はお見事でした。一般的な物語のように解決に向かうように思わせて、終盤に行くにつれ不穏な空気に満ちていくのも印象的でした。情報リテラシーと同時に、家族というものが最も得難いのだという事を描いている知的な内容でした。少年の歌が耳から離れません。レポーターが美人(と思ったら「オブリビオン」に出ていた怖い女性)でした。
こんな思いをするなら
なりすまし、遠隔操作、児童ポルノ、ネット詐欺の話。近い人とは近いか...
コミュニケーションの不在
登場人物は基本的に全員善人なのに、だんだんと不幸になっていく。
その不幸の原因はコミュニケーション不足である。ネットでしか本心を言えず、リアルでは他愛ない表面的な会話しかしない圧倒的なコミュニケーション不全がすべての根になっている。
終盤のスローモーションのシーン、下手したら死人が出てもおかしくないシチュエーションが重複するも、なんとか回避したとこにこの映画の良心があってちょっと安心。
ラストになって各登場人物はいままでのコミュニケーションを埋めるように本心を語り、一応関係の修復がなされたように映るが、まぁ、時すでに遅しだよね。
ネット
クソガキと無関心な親
思っていたより遥かに良かった。
少し古い感じがするものの“失ったら死ぬ程辛い大切なものの存在” に何かが起こってからじゃないと気が付かない鈍感さはリアル。
息子が自殺した真相を突き止めようとする夫と、真相なんかどうでもいいから息子に触れ回復を祈る妻がお互いの行動を否定し歩み寄ることなく揉めているのはかなり馬鹿げている。
今側にいてくれる人がいて当たり前だと、勘違いしない方がいい。
現代社会がよく描かれている作品
教えてくれる映画 考えさせられる映画
現代人、必見。
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