ナショナル・シアター・ライブ「フランケンシュタイン」のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
憧れのフランケンシュタイン。
さぁ、今日はBC怪物版 2つとも見ようと思うが。
素晴らしいです。しかし、正直に言います。僕は原作を読んでいません。早速、絶対に読みます。
この舞台映画の感想だけで言えば、エクセレントです。すご過ぎます。
映画にしてしまうと、スプラッターになるでしょうね。だから、これで良いと思いますが
やっぱり、まだまだ、良いものがあります。
もう少し長生きしたいですね。
1月12日 12:10より BC 博士版を見るぞ。
一つしか、レビュー 書けないので、追加する。
原作も読んだ。読むのが今頃で申し訳ないですが。
現代ではアナクロだろうが、原作はやっぱり、名作。舞台も出来るだけ、原作に忠実だと思った。舞台の演出もチープな作りでは無い。
原作とは少し違うのも理解出来た。この舞台の方が事の成り行きが理解しやすい。原作はやっぱりアナクロすぎる。まあ、名作だが。
と言うレビューを書きました。
でも、フランケンシュタインの原作は少なくとも、中二までには読んでます。なぜなら、その頃、藤子不二雄先生の「怪物くん」とかが大流行でした。だから、読んでますが、すっかり、内容は忘れてました。
僕は先ずはこの原作者が女性と言う所に物凄く惹かれます。
所謂、ゴスロリなんだけど、180度違う。そして、嵐が丘等も女性。ドストエフスキー、トルストイ見たくのたうち回らず、短く哲学する。アラン・ポーのように単純ではない。
今回映画はリアルタイムで見てないけど、追記させてもらう。
舞台はここまでできるのか 取り憑かれた様な演技と痛々しい展開
舞台は今まで劇団四季と宝塚しか見たことがなかったが、歌って踊って眩しいそれらとは全く種類が違うものだったように思う。たくさんの火花を撒き散らす車だったり土砂降りの雨だったり本物の植物だったり、丸くそこまで広くない舞台にもこんな使いようがあるのかと驚いた。ベネディクト・カンバーバッチ演じるフランケンシュタインも演じていると言うよりかは幼児が憑依しているかのようで、喃語のようなものを話しながら嬉々として外を駆け回る様子も人間が鹿のように最初から歩けるようだったらきっとこんな感じだろうと思うようなリアルな拙さで良い意味で気味の悪さを感じた程だった。ストーリーも人間の悪い所が隠さず描かれていて満足。ルシファーの堕天やアダムとイブの楽園追放とフランケンシュタインの生い立ちを重ねている点も面白い。フランケンシュタインと博士の関係性は概念としての科学と人間を表しているようだと思った。愛しそれが故に罪悪感に苛まれ失望させられ恐れを抱く。なんだか謎にドン引きして唖然とした気持ちで劇場を後にした。いつの日か絶対本場のナショナルシアターへ行こう。
まるで映画のようだ!!
ダニーボイルが演出すると、
舞台に雨が降り、鳥が飛ぶ。
家が焼け、人が誕生する。
すごい。
舞台上でこんなことができるのか。
前半の怪物のストーリーから、
後半のフランケンシュタインのストーリーへ。
前半は本当に苦しかった。
怪物の誕生、生への喜び。
そこから裏切られる痛みを知る過程。
辛い。普遍性がありすぎる。
これは私たち人間じゃないか。
身に染みる辛さがあった。
そこから、フランケンシュタインへの復讐が始まる。
彼も彼で苦悩しているようだが、
そこは正直、共感出来ない。
しかし、二人の口論は常に見応えがあり、
最終的には、彼の妻が死ぬ。
これ以上ない展開だった。
死んでしまった息子が登場したのもすごかったな。
映画版も観ないと。
タイトルなし(ネタバレ)
なかなか現地にまで行って見ることはできないので、映像化して映画館で見られるのはありがたい。ベネディクト・カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーがダブル主演でフランケンシュタインと怪物を交代に演じ、両方鑑賞。ジョニー・リー・ミラーの怪物の方が、生まれたばかりで無垢なところから、怪物に成長するまでの感じが好きでした。
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