「よかった」白鯨との闘い 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
よかった
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鯨との壮絶な戦いが見られると思ったら、やられっ放しで後半は漂流ものになってしまい、かなり眠かった。
捕鯨の場面はその時代にもしカメラが回っていたとしたらこうだったのかもしれないと思うほどリアルな感じがした。鯨の胴体に入り込んで油を取るなど、へえと感心した。
まさか『野火』『グリーン・インフェルノ』に続いて人肉映画でもあったとは、驚いた。『白鯨』の取材映画でもあり、『白鯨』を読んでみたくなった。
しかし、物語を語るおじさんは、10代であんな散々な目にあったせいでアル中無職みたいな人になってしまったとのことだが、それにしては結婚をしているし宿の経営もしている。すぐ酒におぼれたわけではなく、しばらく真面目に過ごしていたけど年々トラウマがひどくなっていったのだろうか。そこに噛みあわなさを感じた。
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