「心配していたよりも楽しめた」バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
心配していたよりも楽しめた
苦手なマーベルだし長いし、別にスーパーマンもバットマンも好きじゃないし…なら何でも見るんだとツッコミ必至なところだが、なんだかこの対決に非常に惹かれてしまうわけで、そして重い腰を上げてようやく見たというわけです、ポイント使い無料で─。
粗探しや理解できないところ吹っ飛ばすくらいの破壊・アクション・バトル映像の連続ごり押しに、気持ちよく浸ることができたし、凄すぎて笑ってしまった。
正直、展開はかなり唐突で、意味が分からない所はたくさんあったが、そんなの気にするような映画でもなく、ただただ目だけを楽しませたといったところ。
何気に音楽がよくて─、この映画は自分が苦手な終始楽曲が流れ続けるものではあったけれど、その効果的な使われ方とバラエティーに富んだメロディーにかなり魅せられた。その音で相当引き込まれていったと思うし、さすがはハンス・ジマーとジャンキーXLと思った次第。
ただエンドクレジットなど確認すると、music composerという肩書きがかなり見られたわけで、これを巨匠2人だけの仕事と見なすのは不公平なのかなーとも思ってしまった。
いずれにしても、CG満載の映画でありながら絵もかなり重厚で、制作に金も時間も要したことがよく分かる、結構おもしろいと思った映画であった。
※これはDCコミックだったということすら知らない、アメコミに対して無知である自分のレビューです 。マーベルのX-MENとかスパイダーマンとかアベンジャーズとかファンタスティックフォー等あまりにも面白くなかったということで、無知なる自分はアメコミ全否定しかかっていたように思います。
DCコミックのこの作品は、率直に面白かったです。
何とかコミックとかで映画を選んでいるつもりも、それで差別化しているつもりも(個人的に─)ありませんが、その辺も気にした方がいいかもしれないと実感している次第です。