「物凄い金をかけた「東映特撮ヒーローvsモノ」。」バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
物凄い金をかけた「東映特撮ヒーローvsモノ」。
IMAX3D字幕版で鑑賞、3D効果は非常に薄い。
とにかく瞬間の映像が命、話は二の次な一本。
「エクスペ2」のチャック・ノリスばりに唐突&乱暴なワンダー・ウーマンと、嫌味な悪役を120%出しきったジェスの魅力がすべての評価。
後はもう「ザック監督だモノね~」ですべてが片付く。
全編通して「ビジュアル命!」。
目先のやりたいことに追われてストーリーがおろそかになるのは、われらが愛すべきロド監督も一緒だが。
笑えない分、たとえ「アメコミ愛」があったとしてもコチラの方が厳しいのは仕方がないのかな。
確かに物凄くカッコいいんだけれども…「アヴェンジャーズ」のように愛するに至らないのはそこが問題。
BvsSの決着もまさかのお粗末さで肩透かしもいいところだし、そんもそも半病人のBの逆恨みじゃないですか、これ。
当然続編も付き合うけれど、このままでは諸手を挙げて歓迎は出来ないな…としんみりしてしまった作品。
ノーラン監督の引いたシリアスな路線が、妙にいびつにゆがんでいるのが問題なんだよな。
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