「期待外れ DCコミック版アベンジャーズ」バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 こーへーくんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待外れ DCコミック版アベンジャーズ
ダークナイトシリーズの大ファンです。クリスチャンベールのバットマンをどう超えてくるか、期待してました。
この映画をお勧めしたい人
アメコミファン、アベンジャーズ、トランスフォーマー系の映画が好きな人
お勧めしない人
ダークナイトシリーズみたいな内容を期待する人。
アベンジャーズ系が嫌いな人。
感想
最初の1時間で、前作マンオブスティールと新キャラバットマンを絡めていきます。が、わかりづらい。今後につながるであろう要素みたいなのも入れてきたり、それが夢オチだったりと、ただただわかりづらい。序盤あたりからレックスの存在感が増してくるが、彼がやってることもなにが目的かイマイチよくわからん。正直つまらん。
話の整理をした結果、この映画は困った人がいたら助けるスーパーマンと、人を困らせる悪人は恐怖で根絶するバットマンの「正義を主張する喧嘩」なんだと。テーマとしてはアリだと思うし、それぞれの生い立ちなどから生まれる価値観による対決だから、話をどうまとめるかに期待した。
が、
途中から物凄い勢いでアベンジャーズ路線へ。笑
前作で起きたことはもう起きないようにしようね!って感じだったのに、御構い無しに破壊破壊破壊!笑
もはやドラゴンボールの世界。この辺で一気に興ざめして、レビュー星1が確定した。
そもそも最強であるスーパーマンとただの人間であるバットマンを戦わせること自体が間違いだったのかも。バットマンがあらゆる手でスーパーマンをボコボコにするけど、頭の中では「でもスーパーマン生き返るでしょ?」しか出てこない。笑。ラストに関してはバットマンは逃げ回って飛び道具使うしかない役立たずに成り下がる始末…
製作総指揮としてクリストファーノーランの名前があるけど、彼はなにしてたのか。彼が関わってる時点で期待マックスなのに、彼らしさを感じなかった。
役者人はツワモノ揃いだったので残念。ベンアフレックのブルースウェインも悪くなかった。でも、スーツがダサいし、宇宙人相手じゃやっぱり雑魚キャラ…
更によかったのはジェシーアイゼンバーグ。彼がバットマンとスーパーマンの喧嘩を盛り上げるわけですが、それがよかった。サイコな天才役を演じきってた。
まとめると、この映画はヒーローが異なるアベンジャーズ。
(ウァンダーウーマン出てくる時点で予測できなかった僕が悪いかも)