「このスーパーマンは眉間に皺を寄せ過ぎ」バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)
このスーパーマンは眉間に皺を寄せ過ぎ
ドラマパートはとても褒められたものではない。物語の進行上納得し辛い点があるのはいいとしてもスーパーマン関連の演出には「違う、そうじゃない」と何度も言いたくなった。このスーパーマンはあらゆる意味で眉間に皺を寄せ過ぎだと思う
ただバットマンはよかった!ベン・アフレックがブルース・ウェインに適役なのはあのガタイとアゴを見ればわかることやけどここまでピッタリとはな。倉庫での乱戦シーンはゲームの「アーカム」シリーズを思わせる素晴らしさ!ベン・アフレックが監督すると噂のバットマン単独作も観たくなったよ!
長い長い前置きの中にも『ジャスティス・リーグ』への布石が置かれるけどこれはマーベル作品のそれと比べてしまうと強引過ぎて笑ってしまった。レックス・ルーサーが物語を進める進める!さすが元マーク・ザッカーバーグ!後半の怒涛のアクションシーンといい諸々てんこ盛りでもうお腹いっぱいです
音楽は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジャンキーXLが最高!ハンス・ジマーはいつも通り!撮影はキメ画がキメきれてなくてイマイチだった。ザック・スナイダーは撮影とか編集のスタッフをもっと選んだほうがいいと思う
『バットマン vs スーパーマン』は評価が難しい。スーパーマンの映画としては×。バットマンの映画としては○。『ジャスティス・リーグ』への布石としては△。後半のアクションは◎。よって総合的判断により○とします!
『バットマン vs スーパーマン』の評価はまだまだ迷うところやけど間違いなく言えるのは期待以上の作品では無かったということ。まあこれぐらいのテンションやなー
実はめちゃくちゃ期待しとったんよな…
『バットマン vs スーパーマン』は冒頭は「これはもしかして『アメイジング・スパイダーマン』に対する『2』になれるのでは!?」となり前半は「いつ面白くなるの?どこを面白がればいいの?」となり後半のアクションからは「面白くなってきた!」となり最後は「まあまあやな」となった。てな調子
やっぱりスーパーマンはリチャード・ドナー版。こればっかりはしょうがない