ジャッジ 裁かれる判事のレビュー・感想・評価
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殺人容疑をかけられた判事の父を弁護することになった弁護士の息子のお...
殺人容疑をかけられた判事の父を弁護することになった弁護士の息子のお話。反目し合う父と子が感情をぶつけ合った末に辿り着く静かな結末に号泣させられました。
家族ドラマと法廷ドラマが半々
家族ドラマと法廷ドラマの要素が半々で、どちらも中途半端なのが残念。摩天楼のシカゴから故郷のインディアナに帰って来て過去と向き合うという話にしても掘り下げが足りない。
ロバート・ダウニー・Jr.はアイアンマンなどで稼ぎまくりビッグスターになったけど、今作の熱演で演技が巧いことを改めて実感。
名優ロバート・デュバルは本当に素晴らしかったけど、高齢過ぎて老いた姿が哀しかった。
ビリー・ボブ・ソーントンが登場して映画がぐっと締まり、存在感抜群。
ビンセント・ドノフリオ久しぶりに見たわ。ジェレミー・ストロングが良いアクセントになってた。3人が全く似てないので兄弟に見えませんが(笑)
ドラマのナンバーズでお馴染みデヴィッド・クラムホルツが、太ってすごくカッコ悪くなっててショック!
ベラ・ファーミガは相変わらずエロくて美しい。
ファミリー
息子と父の話だけかと思いきや、ハンクの兄や弟の存在も物語を面白くしてくれました。
家族や兄弟愛が伝わってくる作品でしたね。
私も子供の頃は親に肩車してもらったり海いったり、そういう思い出もありますが、いつからかあまり喋らなくなりハンクに近い親子関係だったので共感してしまうところがありました。
人は死に際が幸せだったら、全てが幸せに思えると何かで読んだ事がありますが、そう生きれたらいいですね。
きっとジョセフは幸せな最期だったと思います。
エンドロールの歌詞も素敵でした。
所々にクスリと笑えるところがあるのも良かったです。
何げに印象的だったのは検事のコップでした。
あのコップ欲しいなぁ〜(笑)
タイトルで勘違い。
すみません、タイトルで大どんでん返しのストーリーを勝手にイメージしていただけに期待はずれでした。故郷回帰で淡々とすすむスライスオブライフの、よくあるアメリカ映画。人間関係をもう少し深く描いて欲しかったけど、全ての関係が中途半端で監督のメッセージも希薄に感じました。ダウニーJr.の人間味あふれる演技とロバート・デュバルのお父さんが魅力的だったので、なんとか2時間越えを楽しめたカンジです。インディアナの美しい風景には、癒されました。
名優揃いで魅せる
笑えるシーンもあり、泣けるシーンもあり
自分を投影して考えてしまうシーンもあります
裁判劇をエンジンにしているので親子劇パートも中だるみなくみせてくれます
俳優がみんな素晴らしい!
ミドルエイジからの成長の物語にも見えます
親に愛されたか、親を越えられたか、子はいつでも親を渇望していて、手に入らないと思ったら攻撃してみたり逃げてみたり
不健全なまま大人になってしまった主人公が、もがいて、戦って
20代ではわからなかっただろう、家族の愛情の形に気づかされました
そして最後はこの上なく幸せで、寓話的なエンディングでした
自分が孤独かもしれないとおもった時にもう一度見たい映画です
「ジャッジよりジャスティス」がいい、と思いつつ映画を観ていた。
「ジャッジよりジャスティス」がいい、と思いつつ映画を観ていた。
ジャスティスは大好きな言葉、それほど今日の映画は素晴しい。
しかし、この言葉は難しい、趣味趣向の映画の題名としては相応しくない。
この映画は押しつけではない、ごく日常的な現代人が持つジャスティスを矛盾も加味し、素直に描いている、というのがボクの感想。
アメリカ中西部、インディアナの美しい緑と水に囲まれた小さな田舎の町。
カリフォルニアに住むハンクが20年ぶりにこの町に帰ってくる。
待っているのは、唯一の家族の絆であった母親が亡くなったからだ。
街を離れ一流大学の法科を首席で卒業し、大都市の敏腕弁護士として成功したハンクだが、彼は意見合わない老判事である父親の殺人を弁護するという最も困難な裁判に関わることになる。
正義感の強い父親と彼の愛する母親に育てられた三人の兄弟たち。
しかし、心豊かな父であり兄弟であっても人間はみな三人三様。
各々には生きたい生き方があり、20年という時間の流れは各々別々に流れ、過ちも誤解をも生む残酷なもの。
各々のもつ正義と心豊かさは決していつも正当に理解され、心を満たしてくれるわけではない。
大人になり振り返ればわかることだが、誰にでも均等に流れる時間、その流れはいつでもどこでも短絡的で残酷。
その残酷さに立ち向かうものは、神ではない現代人であるがゆえになさざるを得ない個々人のジャッジなのだろう。
ジャッジはどこまで正当であっても、それは一つの切断だ。
しかし、各々の人間が持つジャスティスには、各々バラバラではあっても、
哀しく寂しい残酷な時間を克服し安らぎを継続させる力がある。
父と子の物語。
作品のコピーを見るとサスペンスかなと思いますが、ヒューマンストーリーです。
ありがちなストーリーですが、私は良かったと思います。
サスペンスご希望の方はオススメしません。笑
ロバートダウニーJr.のヤンチャな次男っぷりも良かったですし、頑固親父の俳優も良かったです!
頑固で嫌な親父が、実は末期のガンだったり実は孫にデレデレだったり、見たこともない弱い親父を見て弁護を勝手でるロバートダウニーJr.の姿が良かったです。
良い映画でした!
最高の映画でした!1年間に50本は映画鑑賞する自分でも間違いなく今年5本の指に入る名作。
最高の映画でした!1年間に50本は映画鑑賞する自分でも間違いなく今年5本の指に入る名作。
エコノミカルな冷徹辣腕弁護士が凡庸な田舎街で愛される裁判官の父を守る法廷闘争ものと思うことなかれ、涙が止まらないあらゆる角度から共感できる『家族の絆』のストーリー。
『家族』の物語の中でもっとも焦点が当たる父と息子の長年の確執、個人的な記憶がオーバーラップする。
それなりに富も築いて成功し、団塊の世代を生き抜いた父に期待が大きすぎた1人息子の私との成人以降の激しい確執。故郷を捨て、2度と戻らない!と決意し、必ず力を掴み、見返してやる!と故郷をも恨んだ若かりし日々。
和解を画策し、積年の頑なな確執父子に説得に赴いた母の増えた白髪に涙が溜まり、それに気づかれないよう『白髪くらい手入れしろよ!』と堪えながら発した記憶。そんな母を見て父に再会を決意した日を想い出し、スクリーンが涙で見えなくなった。
誰しも抱える『家族』の軋轢、結局は愛しているがゆえのミスマッチ、共感する人には涙でエンドロールを立ち上がることはできないでしょう。
空白の20年を埋めるもの。家族の絆の再生物語。
【賛否両論チェック】
賛:長い間いがみ合ってきた父と息子が、少しずつ親子の絆を取り戻していく様子が感動を誘う。
否:終わり方はやや消化不良で、好き嫌いが分かれそう。
かたや超敏腕の弁護士の息子。かたや大ベテランの判事である父。この2人の口論は、とても見応えがあります(笑)。父の逮捕という状況にあってもなお、始めはお互いの考えをぶつけ合い、いがみ合っていた2人が、次第に絆を取り戻していく様子に、思わず感動してしまいます。病気が進行し、自宅で粗相をしてしまった父を、何も言わずにバスタブに連れていって洗ってあげるシーンなんかは、とても微笑ましくて心が温かくなります。そして、こうした父との関係に影響されるかのように、主人公が自分の娘との絆も取り戻していくのも、またステキです。
謎解きという様子はそれほどありませんが、サスペンスとしてよりも人間ドラマとして楽しみたい作品です。
男だけのラブストーリー。
「ジャッジ 裁かれる判事」見ました。
こちらはトニー・スターク大好きなので、迷わず鑑賞。公開館数が少ないので、しょうがなく若年女性向け商業施設の映画館で鑑賞。レイトショーでの鑑賞で周りはピン男性が多くてホッ。最後列のギャル3人組がとても騒がしかった。ギャルが気にいる映画とは思えないが。笑
ダウニーJr.の製作会社が初めて製作した映画ということで、彼がホントに作りたかった映画であるらしい。結論から言うと、最高に胸が熱くなった。スターク並みにチャラ男でデキ男による軽口の応酬と、厳格で大物気取りな父とのラブストーリー。この映画のタイトルが「ジャッジ」なので法廷メインだと思ってたけど、実際は男だらけの裸祭り状態。実際母親は顔も映らないし、ベラ・ファーミガの登場シーンも数える程度。話の根本は、次男と父と長男とディッカムの意地の張り合いであり、たまーにペットであるデイルとローレンを交えて息抜きをするというお話。「ジャッジ」的な法廷描写はかなり物足りないのは間違いない。しかし法廷に立つ三者の力強さが話の推進力として大きな役割を果たしている。
サッカーの世界で例えるならばバロンドールのようなもの。ダウニーJr.がC.ロナウドで、デゥバルはメッシ、真面目なソーントンはノイアーといった所。この最強トリオが1対1ならぬ1対1対1を繰り広げるのだから面白くないワケがない。
普段はクソ生意気な男たちが、大事な場面では多くを語らず。最後に小舟で父と次男が打ち上げ。次男こそ最高の弁護士だと高らかに絶叫した後は無言で召される。そしてそれを見た次男も無言だと。葬式の後に長男が次男に何かを言おうとするんだけど、言わないで無言のハグ。とてもクールにお前を恨んじゃいないぜ。最後に無言で乗り切る彼等の姿は、普段は仲良しじゃないけど深い所では繋がってたんだなという強烈なメッセージとして受け取ることが出来る。かなりクールで胸熱な男の生き様。判決直後に、父は長男と三男には愛の告白するけど次男はスルーします。ここを見たときはスルーかよ!と思ったけど、この二人は裁判を通して深く結ばれることが叶ったって事なんですよ。そうとしか考えられない。おめでとう。
父親って、基本的には誰にでも居る。自分と父との関係と照らし合わせながら見ると楽しめると思う。が、140分は長く、少し無駄なシーンも散見。
やっぱりダウニーJr.は最高です。ペッパー・ポッツだけでは事足りず、ベラ・ファーミガとその娘まで手を掛ける絶倫ぶり。「エスター」「マイレージ,マイライフ」以来少し太ったファーミガの綺麗さもアヒルくちもヤバい。太ってしまってバーソロミュー・くま並みの上半身になってエロさ100倍か。こちらも最高。肩のタトゥーは「カイジ 人生逆転ゲーム」へのオマージュであってほしい。
「アイアンマン」のイメージが強いからと不安に思う必要はない。スタークとは一味も二味も違ったチャラ男デキ男な馬鹿野郎っぷりを味わえる、非常に秀逸な男祭りです。
最後にもう一つ。是非とも、長男ティム・ロビンス、次男ダウニーJr.、三男ショーン・ペンで撮り直してほしいです。
最後は感動
最初、判事の身勝手さが目に余ったが、子供たちの事をちゃんと愛していたんですね。
どんなに想っていても相手には伝わらず、長年お互いに苦しんでいたのは本当にせつない事だけれども、最後に確執ある2人の誤解が解けたシーンは感動した!
憎んでいたようにみえてても、必死で助けようとする、やっぱりそこは親子なんですね!
…つまらなくはないが普通。
父と息子の確執を巡り繰り広げられる、家族再生の物語。
なんか意外に一本調子で、見た事が有るような普通な話しになってしまっていて残念。
確執の元となる出来事をもうし少し強くビジュアルで表現してくれた方が家族それぞれの感情もハッキリし、ストーリーにもメリハリが付き深くなったと思うと物足りなさが残りました。
日常は続いていく
近年の派手な役とは一変して、とても庶民的(?)なキャラクターだったRDj。家族のありかたや結婚の行き先など、共感できるところの多い話でした。それだけに白黒はっきりしなく、日常が続いていく切なさが残りました。ですが最後やけに綺麗に終わってしまって、少し印象は薄れます。ドタバタサスペンス!という感じではなく、一家族のある夏の事件を切り取った飾らない感じでした。
感動した!
裁判物と言うよりは父と子の愛情がメインとなって描かれている。頑固な父とワガママな次男の確執というよく見かける構図がベースとなり、母の死、過去の事件、女性関係が加えられ見応えのある物になっていた。決してドロドロせず、重過ぎず、しかし、自分の今までの人生での立ち振る舞いについて考えさせられる作品。最後に衝撃の展開!のような物はないが裁判を通して変わっていく人々の感情が結末に向け変わっていく様子が上手く描写されていて、心温まる話に仕上がっている。ただ、笑いの要素があり、見やすいと感じるのに対しテーマが少し難しいので、大人向けである。
サスペンスはどうでも良い
泣かないし、悲しいとも違うけど、あてはまる印象がなかったからこの選択。暖かいが一番かな。
サスペンスを観る映画ではなく寂しがりやでやんちゃな息子とマジメで愛情表現が得意じゃない親父の家族愛の物語。
良くある話しだけどマジメで堅いばかりじゃなく、小さな笑いや切なさも織り込まれていて面白かった。
ロバート・ダウニー・Jrより、ロバート・デュバルを愛でる映画
法廷劇というより親子・家族の物語。
142分と聞いて「え~長すぎる」と思ったんやけど、中ダルミせず最後まで観られた。
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