「ポール・ウォーカー主演と書かれたポスター以外の情報は何にも仕入れず...」フルスロットル よねさんの映画レビュー(感想・評価)
ポール・ウォーカー主演と書かれたポスター以外の情報は何にも仕入れず...
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ポール・ウォーカー主演と書かれたポスター以外の情報は何にも仕入れずに飛び込んだわけですが開巻早々ダヴィド・ベルが風呂場でゴソゴソし始めた瞬間にようやくこれがバカフレンチアクションの佳作『アルティメット』のリメイクであることに気づきました。ということはシリル・ラファエリの代わりにポールを?と思ったら全くその通り、なぜこんな地味な作品をリメイクするのか?と首を傾げました。
『アルティメット』はダヴィドの妹がヤク漬けにされるという血も涙もない設定でしたが、そこはやんわり変更されていたりして少々物足りなかったりしましたが、リュック・ベッソン印が至る所に刻印されたバカ丸出しのお話で、ダヴィド・ベルによる気合の入ったパルクールもきっちり堪能出来る快作でした。
エンドロールの冒頭でポールの笑顔に『ポール・ウォーカーとの思い出に捧ぐ』の文字が重なった時にさすがにこっちも泣かされました。徹頭徹尾バカなアクションを最後に決めてくれてありがとう、ポール。
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