劇場公開日 2014年9月13日

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リスボンに誘われてのレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

4.0きれいな景色に ほどよいミステリー

2024年11月2日
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鑑賞方法:VOD

何かの記事で、景色がとても美しく撮れている映画として紹介されていたため、癒しも求めて鑑賞。
確かにベルンもリスボンも街並みがうっとりするほどきれいだし、人や車と風景のコントラストにもこだわりを感じる。期待通り映像的には大満足。
ストーリーは、美しい街並みをバックにゆったり流れる大人の恋愛ものを想像していたが、少し時間軸をいじってみたり思ったよりもしっかりとミステリーしていて、ほどよくハラハラドキドキもさせてくれる。登場人物達のラテン気質もイイ感じに伝わってくる。
そして何より、個人的にはラストシーンが胸アツ。「ただ残ればいいのよ」多くを語らずすっきりしたとても良い終わり方だと思う。
多少あれっ…と思ってしまう無理ある設定もちらほら観受けられるが、トータル的にはじゅうぶん観て良かったと思える作品だと思う。

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いけい

3.570点ぐらい。美しきリスボン

2024年10月19日
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鑑賞方法:VOD

人生も半ばを過ぎた男が出会った、もうひとつの人生。

と紹介されていて、

別の時間軸に迷いこんだりタイムリープしたりする話だと解釈してたら違いました…

期待してた不可思議な事は関係ない。

でも、悪くなかった。

原作はベストセラー小説みたいですが、未読です。

リスボンって、どこだろうと思ってたらポルトガルなんですね、知らなかった(笑)

このリスボンの街並みが非常に美しくてオシャレで、この美しさオシャレさを楽しめるのが、この映画の魅力の1つ。

話的にも良かったです。

チョイ役だけど、好きなレナ・オリンが出てて嬉しかった。

僕の中では、いつまでたっても『蜘蛛女』のイメージですけどね(笑)

劇中に秘密警察とか出てきますが、ポルトガルには独裁政治の時代があったみたいで、映画を観たあとポルトガルの歴史を調べたくなります。

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RAIN DOG

4.0【スイスの老いた歴史高校教師が、自殺を図ろうとしていた若き女性が落とした本に触発され、リスボンへ行き、ポルトガルの独裁政権時に生きた男の愛と青春を探す旅を描いた作品。】

2024年10月7日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

2.5ポルトガルの歴史

2024年6月6日
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カメレオン

4.5I'm a boring.  人生を導くのは偶然。アーメン。

2024年6月5日
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マサシ

4.0文学的で哲学的で幻想的な

2023年11月29日
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鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

3.0ちょっと予想と違ったが。

2023年6月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

大人の恋愛物語かなと思ったら
けっこう重い話でした。
ジェレミーさん、かっこよくお歳を召して
羨ましいです。
ラストシーンは素敵でした。

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けはえ

4.0人生を導くのは偶然だ

2021年6月12日
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鑑賞方法:VOD

退屈だったライムントの人生が、一人の女性の命を助け、一冊の本に出会ったことがきっかけとなり一変していく。これこそまさにアマデウが本に残したこの言葉どおり。
The real director of life is accident.
人生を導くのは偶然だ。

※こんなにプツっとエンドロールに入る映画はじめて。(いい意味で)

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もっち

4.0日常が変る時・・

2020年5月12日
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鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

4.0やっぱり女が絡むとこじれる

2018年11月11日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

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せつこん

2.0出だしは良かった!!

2018年8月7日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

寝られる

何かに強く引き寄せられるように列車に乗る出だしは凄く良く、美しい景色は「これが文明国か!」と思わせるものがありました。本に書かれた文言も美しかったです。しかし、厳密には本とアマデウのドラマパートは殆どリンクしておらず、ここの記述はあれか!と主人公が見つけていく知的な驚きも無いので、映画の大部分はアマデウの過去シーンをずっと観せられる感じで、興味を持つ事はできませんでした。眼鏡屋のシーンとコーヒーを飲んであげるシーンは良かったです。ラストカットも良かったです。体に負担がかかるだけなので、精一杯生きる必要はないと思います。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0言葉

2017年10月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

住む場所や生きる時代が違っても、言葉は時空を超えて、人を奮い立たせます。ライムントが残された人生をどう生きるのか分からなくなった時に出会ったのは、アマデウが過去に紡いだ言葉でした。

恐怖政治下に生きる人、愛する人を亡くした人、罪の意識に苛まれ続ける人、生きる目的をなくした人。人生は、辛く悲しい。だからこそ、『言葉』や『思想』が私の支えになる。私を生きさせる。リスボンの街はこんなに美しいのに、人間は何とも残酷です。

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ミカ

3.5序盤が特に秀逸

2017年4月21日
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鑑賞方法:VOD

知的

まずは全編にわたって画がキレイ。
現実世界のはずなのに、どこか幻想的というか。
感情とか、思念とか、記憶とか、カタチのないものに
ぼんやりと輪郭を与えていくようなストーリーと相まって
作品の魅力をぐぐっと高めているように思う。

特に主人公が衝動的にリスボンへ旅たつまでのシークエンスがすごく好きです。

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mar

4.5ドラマチックな内容が淡々とした色彩で進み静かに胸を打たれる

2017年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドラマチックな内容が淡々とした色彩で進み静かに胸を打たれる

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tsumumiki

5.0何度もみかえしたいいい映画

2016年9月14日
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一つ一つの言葉が、すーとさざ波が押しては引いていくように心をざわつかせる。強い言葉ではないが、ずっしり胸の奥を叩いてくる。

こんな静かで、どんよりした景色の元の話なのに、見終わったときにそよ風がふくように爽快な映画はあまり見たことがないな。

本があるそうなので、読もう。

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マッターホルン

4.0旅の終わりの余韻がいい

2016年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

予告編が物凄く興味をそそられる内容の予告編だったので、予告編以外何の前知識も無く衝動的に見てしまった映画でしたが、まあ予想した内容とはちょっと違っていましたけど、とても雰囲気のあるなかなか良い映画でしたね。
タイトル同様に、思わずリスボンに誘われてしまいそうな、思わず衝動的に自分探しの旅に出てみたくなってしまうような、そんな映画だったと思いました。

とは言え、見る前はリスボンがポルトガルの首都であることすらいまいちイメージ出来ていなかったのですが(苦笑)
更に言えば、物語のスタート地点であるベルンがスイスの首都であることもいまいちイメージ出来ていませんでした(トホホ・・・)
しかし夜行列車で結構な距離を走っていたんですね、そこまで長い距離を旅していた感は出ていなかったような?
まあでも、主人公ライムントがリスボンに辿り着くまでの話の掴み的な部分に関しては、ホント秀逸でしたね。
運命に導かれるかのようにライムントをリスボンへと誘うそこまでの描写で既にもう、物語にガッチリ引き込まれてしまいましたよ。

また初老の教師ライムントを演じたジェレミー・アイアンズが抜群の雰囲気を醸し出していたんですよね。
言うなれば堅物真面目の「退屈人間」臭たっぷり、そんな彼の人生を刺激する著書を書いた人間は一体どんな人物なのか、それはまるで彼の自分探しの旅でもあるようで、見ている側も思いっ切り引き込まれてしまいました。
個人的な難点を言えば、まあ私に学が無いこともあって、著書に記されていた哲学的な言葉の数々に、私自身はそこまで刺激されなかったところが・・・(またしてもトホホ)

しかし映画的には、現在パートと過去パートの切り替え具合がとにかく絶妙だったりで、物凄く見応えがありました。
1970年代に行われた革命についてはよく知らないで見てしまったので、正直?な部分もありはしたのですが、激動の時代を生きた彼らの話を追って行くうちに、私自身もライムント同様その時代に生きたアマデウ達の生き様にグイっと引き込まれてしまいました。
メラニー・ロランを巡る青春愛憎劇も、物語のいいスパイスとなっていましたね。
それらを受けての旅のラストがまた余韻があって良かったぁ~!

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スペランカー

4.0地味だが心に沁みる映画

2016年1月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベルンやリスボンの町並みが堪能できる。ストーリーの切なさ、厳しさ、と、この町並みや音楽がとてもマッチしていて、静かに感動が忍び寄るという感じ。

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Sheeta

3.0面白い

2015年12月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

日々の平凡な生活に飽きて未知の世界に飛び出すなんてたまにありそうな設定ですが、この映画ではあまりにも飛び出しすぎず、ある1人の人生を追っていく淡々とした雰囲気が良かったです。

偉業とも言える人生を送っていったおじいちゃん達が今でもその記憶を大事にしているのがよくわかりました。
ポルトガルの歴史なんで全く無知でしたが楽しめました。

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ふ

4.0裏返し、いや更にそれの裏返しな愛情。

2015年8月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

人間の使命感なんてもんは結局のところ、醜い嫉妬心の前で小事になるんです。

嫉妬って、悪意を伴った羨望だって誰かいってましたけど。裏返し、いや更にそれの裏返しな愛情を抱えて生きる人達って、大変ですね。ストレートな私は、理解はできますが、感情移入できない作品でした。でもサスペンス仕立て&愛憎&純愛&悲劇&レボリューション&自分探しな着地点。面白かったです。

橋の上で、自殺しようとしてた女性を助けた高校教師ライムント(ジェレミー・アイアンズ)。でも女性は、コートを残して姿を消します。
そのコートにはポルトガル語の本と、汽車の夜間キップ。ライムントはその本「アマデウ・デ・プラド著"言葉の金細工師"」に感銘を受ける。今まで自分が考えて来たことが書かれている!と、作者を探す旅に出ます。本に挟んであった、キップを使ってですよ!学校は無断欠勤です。

私も坂口安吾の「青鬼の褌を洗う女」を読んだ時、私じゃん!と思ったので、ライムントを否定しません。が、授業をほったらかして消えた女を追うメンタリティは、理解できませんでした。

ライムントは作者を探す内に、サラザールによる独裁へ立ち向かうアマデウのレジスタンス活動、美しい恋人ステファニア(メラニー・ロラン)との愛、そして二人を取り巻く愛憎を知る。

そしてライムントは人生と対峙する。

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さぽ太

3.5本を巡る物語の点と点をつないでいくお話

2015年6月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

気づいたら主人公自身も追体験をしながら自分探しへ。ありえないでしょwというところも主人公の雰囲気でなんとかなって、物語はさくさく進むけど、でも軽すぎない。そして言葉選びがすごく好き。

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あにー