「何回も見たい映画」チョコレートドーナツ マーシーさんの映画レビュー(感想・評価)
何回も見たい映画
感動的な映画だということは予告編でわかっていましたが、泣かせる、というシーンを特別設けておらず、いつの間にか泣いている、という感じになると思います。
台詞もあまり多くはなく、映像と役者の表現がすごく目立つ映画で、いつも癖ありな役のアランカミングの幅がある演技には心震わされました。
見てる途中に可哀想という視点から見てしまっている自分に気付いて、自分も多数派のうちの1人だ、ということを気づかされます。人権問題どうこうよりも、自分の中のどこかでしている自己欺瞞の心を揺さぶられます。
キャッチコピー通り、心にぽっかりあいた穴を埋めてくれる映画です。おすすめします。
コメントする