「米国憲法修正第14条で護られなかった人々」チョコレートドーナツ SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
米国憲法修正第14条で護られなかった人々
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舞台は1979年のアメリカ。1970年代は憲法修正第14条を根拠に、それまで差別されていた女性の、法の下での平等が認められるようになった時代だ。
しかし同性愛者への偏見は依然として厳しいことが分かる。主人公達の、第14条を根拠に母親がいない間の保護を申し立てる計画は、まともに取り合ってもらうことができず、救えたはずの命を失ってしまうのだ。
同性婚が米国全州で認められたのは2015年。同性婚の養子縁組が認められたのは2016年。この映画が制作されたのは2012年だから、社会の耳目を集める役目を果たしたかもしれないと思った。
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