「愛しい息子を守る為、戦う映画」チョコレートドーナツ lanachamaさんの映画レビュー(感想・評価)
愛しい息子を守る為、戦う映画
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2度目見ました。
1975年。誇り高いドラッグクーンのルディと純真な検事のポールが出会う。
ルディが同僚に「あの人は気付いてないけど、私にゾッコンなの」という言葉、すごく良かった。
純真で自然体のポールをうまく表してると思う。
ちょうど隣に住んでたアパートの女がドラッグ中毒者で捕まり、その息子の知的障害者である15歳のマルコの世話をするようになる。
ルディとポールが出会って2-3日。マルコを引き取る為、3人が一緒に暮らすことに。
マルコもようやく家と呼べる愛情に溢れた暮らしが訪れた。
しかし検事局の上司がポールがゲイだと気づき、あらゆる手段で妨害を始める。
裁判でのポールの言葉「これはゲイの問題じゃない!チビでデブの知的障害の子を誰が育てたがる!愛情をかけて育てる!」という言葉が突き刺さる。
1975年当時はゲイへの偏見も凄かったんだと思う。
ゲイがどうのこうのを抜きにしても、純粋に愛が溢れた映画でした。
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