「裁判も偏見で判決が変わる。」チョコレートドーナツ キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
裁判も偏見で判決が変わる。
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LiLiCoがこの作品で号泣したというのを見て借りてみた。
薬物中毒と太ったダウン症の親子と、弁護士と女装シンガーのゲイカップルをめぐる話。
薬物中毒の母親が逮捕されてダウン症の子だけ残されたことを知る隣人の女装シンガーが引き取ることになるが、1970年代の偏見がまだまだある世論の中で、裁判でも一度は保護者として認められるが、母親が出所した途端に引き裂かれる。
母親は再び薬物中毒に、息子は廊下に出されてカップルの家を探し求めて3日後に遺体となって発見される。
号泣はしなかったものの、いろいろ考えさせられる作品である。
何が子どもへの悪影響なのか。
薬物中毒の母親を目の当たりにすること?
それともゲイカップルの生活を目の当たりにすること?
久々にいい作品に出会ったなー。
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