ジョーカー・ゲームのレビュー・感想・評価
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死ぬな、殺すな!
陸軍中野学校がモデルなんでしょう、D機関なるスパイ組織にスカウトされた士官候補生嘉藤(亀梨和也)がブラックノートなる原爆の設計図をシンガポールのアメリカ大使館から奪いだす、スパイアクション。
本場の007などと比べるとチープだが亀梨さん、日本のトムクルーズばりに屋根を駆け廻っていましたね。D機関の掟が「死ぬな、殺すな!」というのは意外でした、従ってアクションシーンもそれなりです。深キョンの謎の女も絡めて、ハラハラドキドキ感はそれなりに良くできた方だと思います。次はアメリカ赴任とか言って続編狙いを仄めかしていましたが、この稼業そんなに甘くはありませんし、すぐばれてしまいそうですね。
台無しの映画化
アニメ版が素晴らしかったのでDVDにて鑑賞。
観なければ良かったレベルの実写化失敗作。
主人公は足音ルート外して呆気なく任務失敗するので、どうやってリカバリーするのかと思いきや、目撃者を取り敢えず気絶させるという場当たり的な対応。
その後、その辺のことはなし崩し的にうやむやにしてしまった上に、大事なターゲットを抱えたまま深キョンのハニートラップ(笑)に簡単に引っかかって横取りされるとか、もうお笑いでしかない。
原作の良さは、正体が知れただけでも任務失敗という厳しい条件下においても「殺すな死ぬな」を守り抜き、人知れず任務を遂行する、派手なアクションも爆発も不要の中で、一級のサスペンスを構築してるのに、この映画化はその世界観すらぶち壊して本当に最低最悪。
既視感溢れるスタイリッシュな映像とミッションインポッシブルのパクリのような音楽でクライマックス盛り上げますが、ここでも「殺すな死ぬな」すっかり忘れて大爆発起こしてステロな敵役を丸焦げにします。
あのイギリス野郎はいったい何度の火傷で復活したのでしょう(笑)
ラストは深キョンが「命張ったのに報酬たったこれだけ?」とか、もう既にスパイじゃなくこそ泥と化して、、、とりあえず、ジョーカーゲームのタイトル外して欲しいですね。
アニメから
最近始まったアニメでハマってDVDをみました。
ルパン劣化版とか言われてる意味がよくわかったw
恋愛とかアクションもあって、映画映えして万人受けする話にまとめたなって印象でした。
もっとスパイらしく、虎視眈々と冷酷非道な感じを期待してたので残念。
あと死ぬな殺すなの殺すなは、殺さなければいいんじゃなくて、殺して事を荒立てるのは不利益だって話だったと思うのですが…
めちゃめちゃ事を荒立てるやん……
もっと心理戦とか情報戦に焦点をあてて、相手は勝ち取った万々歳のつもりだったけど、蓋を開けてみればスパイが一人勝ちでいいように踊らされてただけだった、みたいなものを見たかったです。
軍人出身で、情に脆く飢えている主人公とはいえ、あっさりハニートラップにかかった上に助けに戻っちゃうのには少し呆れました。
普通の恋愛ものとかアクションものなら是非とも助けに戻るべきシーンなんだろうけど、スパイなんだからそこは分別つけて欲しかった。
この内容で生粋のスパイが主人公だったらきっと非難轟々だったと思います…。
もし戦前「D機関」みたいな組織があって、重要視されていたら、歴史が変わっていたと思う。
入江監督の「日々ロック」に次ぐメジャー作、第2弾。
原作物で、脚本にも関わっていないようなので、入江監督らしさはあまり出ていません。
でも、映像や演出に、ところどころ入江監督らしい感じ見受けられました。
亀梨君がかっこよかったし、深田恭子さんもよかった。
特に深田恭子さんがよかった。現実感のまったくない謎の美女役で、イメージにピッタリだった。
内容的には、「ルパン三世」や「ワイルド7」などを思わせるものだった。
舞台は戦前の日本らしきところ。軍隊の訓練中、誤って上官を殺してしまった嘉藤(亀梨和也)は、銃殺になるところを、結城(伊勢谷友介)に助けられる。その後日本の情報機関「D機関」の工作員として、訓練を受けることになった。卓越した能力を発揮し、よい評価を受ける嘉藤だったが、仲間とはうまくいかず、トラブルを起こしていた。そんな中、とうとう嘉藤に任務の命令が下る。中国のある島で、ドイツ軍に捕らえられていたユダヤ人科学者が開発した新型爆弾の設計図、ブラックノートを奪取するというものだった。現在、ドイツ軍将校とユダヤ人科学者は、米国の諜報機関に殺され、ブラックノートはアメリカ大使が持っているらしい。現地に赴いた嘉藤はアメリカ大使に接近する。そこにはメイドをしている謎の美女リン(深田恭子)がいた。作戦を遂行する嘉藤だったが、そこに英国諜報機関が絡んできて・・・?
戦前の日本には、この映画に出て来る「D機関」みたいな本格的な諜報機関は、なかったらしい。
外国の大使館からの情報だけでは、何もわからないに等しいし、重要な情報があったとしても、参考にされていなかったようです。
日本人だから、西洋諸国にスパイを送り込むといっても、難しいのかもしれないけど、中国人や朝鮮人その他として、活動することもできたのでは?
敗戦の一番の原因は、日本の軍部が、敵を知らず、己の身の程もわからない、周りの状況もわかっていない、ということだと思っていた。
もし戦前「D機関」みたいな組織があって、重要視されていたら、歴史が変わっていたと思う。
続編があるのなら、その変わった後の歴史を、見てみたいです。
こんなもんかなぁ??
原作はジョーカーゲームからラストワルツまで読んでます
今回の映画は「ロビンソン」や「幽霊」などの原作のシーンをつまみつまみ繋げているストーリーでした。原作ファンとしてはニヤリとしてしまうシーンもあり、それなりに楽しめました。
しかし、違和感がありました。この原作を忠実に再現して映画化するのは難しいことかもしれません。ラストワルツの「ワルキューレ」で逸見が言うように、「スパイは目立っちゃいけない。地味でなくてはいけない。」という言葉の通り、主人公がちょっと派手…というか目立ちすぎかなと。異国で全身真っ白じゃ目立ってしまう。原作では目立ってはいけない異国で走ることさえもタブーとされてます。また、度々「グレイリトルマン」と表現されるように、つまりスパイは目立ってはいけないのです。
また、逸見がいうように「地味なスパイ映画は面白くない。スパイにはかっこよくあってほしい。」確かにその考えも否めません。それを形にしたのが007シリーズではないのでしょうか。女がボンドガールとしていて、車を乗り回し、任務を遂行するボンドのような男がイメージするスパイです。ジョーカーゲームの原作はそれとはかけ離れています。しかし、読者たちは「死ぬな、殺すな」の教えのもとに任務を遂行する、ジェームズボンドとはほぼ真逆の、地味だけどかっこいい主人公たちの活躍を楽しんでいました。
結論として、原作のジョーカーゲームは誰もがイメージする007のようなスパイとはまた違います。女の存在もなく、地味だけど正確に、誤算を計算のうちに入れるような頭脳をもったスパイたちです。
原作ファンが今回の映画を観ると違和感があるかなと思います。結城中佐の教え通りでないところがあるし、何よりも原作を越えて007よりになってしまったこと。逸見の言う「地味なスパイ映画では誰も観に来ない。」の意味がよくわかります。だから、ジョーカーゲームの原作を忠実に再現するなら、地味な映像になることを覚悟しなくてはならないでしょう。
今回の映画は原作を忠実に再現していないということを大目に見れば面白かったと思います。
期待していたので残念
面白くなかったです。突っ込み所満載でした。
・オープニングがダサい。
・盛り上がりに欠ける。
・軍人からスパイになって、訓練終わって、任務。の展開が早い。
・「どうして?」ってくらい主人公の記憶力が優れている。軍人ってそうなの?
・全体的に細かい演出が雑
初任務を命じられ、キャラの一人が壁に国旗を貼るシーンで、その国旗の角度が次のシーンで変わってたり。
・チェスが強いという理由でターゲットに近づいたり。
・主人公が敵に追いかけられ、変装するシーンでは、変装するのはいいけど、敵が見ているのに変装する。意味がない変装をしたり。
・主人公が敵に捕まり、牢屋に入れられて食事が出されるシーンで、敵の兵隊も一緒に仲良く牢屋の中。え?おかしいでしょ。
・建物の地図を偽物にしておくとか。逃がす気満々なんですか?
・主人公は記憶力がいいはずなのに、地図は暗記できず、見ながら出口を探したり。
・明らかにコンクリートだろっていう壁に当たる銃弾が火花出たり。
・火薬庫に引火するシーンで、主人公はライターを適当に投げる。そして上手く引火に成功。え?おかしいよ!と思ったら途中で止まる。次はよく分からないタイミングで写真が降ってきて、それが上手い具合に火を橋渡し。いやいや笑なんだこれ? 下の爆発に気づくのが遅い敵達。車椅子で燃えている敵に銃を向ける主人公。敵のボスは偶然生きていたけど、他の燃えて落ちた兵隊達は死んでしまったのか?たぶんそうだろう。「死ぬな。殺すな。」の「殺すな」を破った主人公。そして、次の任務へ。ふざけてるでしょ!
原作設定を使いたいとこだけ使ったね
原作が面白かったから映画を観てみたが、監督が原作設定の使いたいとこだけ使ってあとはやりたいことやった感じの映画だった。
主人公が最初からD機関に向かない性格なのでまずおかしい。ハニートラップに引っかかるのは初歩すぎるでしょ。原作のスパイのスマートさがなさすぎる。
別物としての映画なら悪くはないと思うが原作あるものを映画化してるのであればちゃんと再現してほしい。
最近映画化ドラマ化が多いがお願いですから設定を変えるなら最初から言って下さい。原作とは関係ないと言ってほしい。
和製スパイ映画は「ルパン三世」?
第二次大戦前夜。仲間を庇い上官を殺してしまった士官候補生が死刑の直前、“D機関”の結城に救われ、スパイとしてスカウトされる…。
同名小説を映画化したスパイ・アクション。
海外ロケも敢行し、「ミッション:インポッシブル」の路線を狙ったであろう本格的な和製スパイ・アクションだったが、厳しい声、声、声…。
個人的にはまあまあ思いの外楽しめた。満載なツッコミ所も含め。
あの時代において上官の命令に背く事自体、作り物。
死刑の直前現れた結城は自らスパイである事を名乗り出る!
スカウトされるや否や、才能の片鱗が全く描かれていなかったにも関わらず、見る見るスパイの才能を開花させる主人公。
スパイ“嘉藤”として機密文書を奪取する初任務に挑むも、いきなり謎の美女の色香に惑わされ…。
ツッコミ所は挙げたらキリが無いが、初メジャー作となる入江悠監督はケレン味たっぷりのエンターテイメントに徹した演出。
「K20 怪人二十面相・伝」のような架空の戦時下を舞台にした娯楽活劇。
ノリはアニメ。途中から「ルパン三世」を見ているよう。
そう感じさせたのは、深田恭子。
薄幸の美女かと思いきや、金の為に生きる女スパイ。
様々なコスチュームも披露、色気漂う美貌を発揮。
黒木メイサより不二子ちゃんだった。
主人公の亀梨和也も、英語・中国語・手品・体を張ったアクションに挑み、頑張ったで賞。
終始クールな役柄で、カッコいい亀梨くんを見たい彼のファンには堪らない筈。
にしても、ポスターの亀梨が布袋寅泰にしか見えず…。
結城役の伊勢谷友介は一見凄みを発揮しているが、特に何をする訳でもなく、肩書きだけの存在感。
軍服姿の嶋田久作を見てると、自然とあの魔人を思い出してしまう。
シリーズ化を意識した終わり方。
今回はそれなりにという感じだったが、更なるスケールアップさせればシリーズ化も悪くなさそう。
この“D機関”、全くのフィクションじゃない。
戦時中に実在したスパイ養成学校“陸軍中野学校”がモデルだとか。
それを題材にした市川雷蔵主演の同名映画は、冷徹なまでにスパイを描いた邦画屈指のスパイ映画であった。
くそ真面目なルパン三世
おもいっきりくそ真面目な実写版ルパン三世。
原作は未読だが、観ている多くの人が「あれ?」と思うのでは。何となく登場人物のアンサンブルがルパンぽいのだ。
加えて潜入するきっかけが、チェスだったりするあたりは、如何にも007風味があって少しニヤリとするところ。
チームとなるのが山本浩司に渋川清彦となると、地味感は否めないか。
主演がジャニーズアイドルの亀梨和也だけに、引き立て役に徹している感じがちょっと残念。
2人共引き出しがそこそこあると思っているのだが、それぞれ次元に五エ門らしく無いのが…。
寧ろクライマックスで登場するある人物の方が…って。これ以上は言ってはタブーですね。
尤も「ルパンじゃないから!」と言われれば、こちらとしては何も言えないんですけどね。
しかし、深田恭子である。
ルパンには当然「不二子ちゃ〜ん」なのでありますよ。
深きょんを観ていると、前言を撤回してどうしてもルパンと結び付けたくなってしまうんですよね。
中盤からどんどん不二子感が強くなって行くあたりなどは、絶対に本人は意識しながら演じているに間違いなさそうだ。
ただ悲しいかな、物語の舞台設定が日米開戦前の時代。諜報機関同士の情報の奪い合い。
それ自体は問題無いのだが、ルパンにはもう1人【腐れ縁】のお方が!
そうです!銭形のとっつあんなのであります。
最早このレビュー自体がルパンから離れなくなっちゃってますが(笑)
本来なら銭形のとっつあんにあたるのは、嶋田久作なのだろうが。残念ながら帝国軍人だけに、開戦前では流石に現地でひと暴れ…とゆう訳には行かず。魅力的な悪役(いやいや「とっつあんは善人役だろ」とは突こまないでください。)に乏しく、嶋田久作の活躍場面もさっぱりなのは痛い。
亀梨和也は演技にアクションにと、なかなか善戦している感じ。ルパンみたいなユーモアが無いのは残念。
今作品ではどの場面を観ても、表情が平板だったので。今後はなるべく喜怒哀楽が自由に表現出来る様になれば俳優として<化ける>要素は在りそうな気はしましたが。
ところで本作品ですが『サイタマのラッパー』シリーズの監督作品なのが意外。
あちらが平成の寅さん的雰囲気で撮っているらしいのを、何らかのインタビューで見聞きしていたのだが。本作品は緊張感のある場面が続いており、ユーモアのある場面が少ない。
出来れば何度か息抜き出来る様な場面があれば…と思った次第。
更に「惜しい!」と感じたのはアクション場面。
引きのカットだととても観やすいのだが、スピード感を出す為か?手ブレが激しいシーンが多く、見づらい場面が多々あった。
それと主人公が何度も危機を迎え、クリフハンガー状態になった際。前半で幾度となく《スパイの心得》を観客へと伏線を貼っている。
それだけにちょっと強引な場面も在り。そこがどう受け取られるのだろう?
後だしジャンケンっぽくなってしまうのは致し方ないだろうし。終盤のピンチの場面では主人公に対して、「眠って貰え」…って台詞があったのに。
何故《主人公以外は?》
そして写真を使った場面。
何度も画面に映る度に、「これは絶対に伏線だよなあ〜」とは感じてはいたが。
「なるほど!そう使いますか!」
この場面も人によっては「ありえねえ〜よ」と、思ってしまうのかも。
でも寅さんじやないのだけれど。「それを言っちゃ〜おしめえよ!」なのでしょう。
主人公が何度もピンチに陥り。脳天に銃口を向けられながらも、全く撃たれる気配が無かったりする不思議さも含めて(笑)
まあ何だかんだ言っても2時間弱のエンターテイメントを楽しく見せて貰いました。
(2015年2月28日 TOHOシネマズ/日劇2)
もったいない
豪華な俳優陣でしたがもったいないなというのか正直なところです。
シリアスな展開の割には「えっ?嘘だぁ〜そうなるの?」的な展開も多くこの作品をどう捉えればいいのかなと悩めましたね。
嘉藤は処刑寸前で拾われたにしてはD機関の為に生まれてきたような才能を持っていて、いやいやだったら陸軍入る前にD機関が引き抜きに来るでしょ〜って思ったし。
その割に才能が活かされてるシーンはなかったように思うし。
追いかけられなが早着替えしたって追跡者に丸見えで意味ないでしょ〜とか他にも細かい突っ込み所はあるんですが。
一番酷いのが物語でも見所な爆破シーンで、それ運ゲーじゃんみたいな展開が「えーーー!!」って感じでした。
でも、あれは意図的にそういうシーンにしてるわけで、もうなんかコメディにしか見えませんでしたがコメディを作ってるわけではないと思うんですよね。
もっと華麗なスパイ劇を観たかったです。
娯楽映画やなぁ
予告ではちょっとシリアスなスパイ映画で心理作戦とか謎解きとか頭を悩ますお話かと思いきやそんな気負いはいらない娯楽映画でした。
早くに小出恵介が引けたので、何かあるやろと思ったら案の定最後に決めてくれましたってやつね。
中盤戦では懐かしのジャッキーチェンの映画を思い出させるようなシーンが長々と続き多少中弛みはしましたが、最後はよぉ頑張ったねぇってラストでした。
スパイ映画って結局身内は無事生きててくれてるからホッとしますわ。
亀梨君のアクションに釘づけ!
ブラックノートを奪うべく
スパイに扮する亀梨の活躍を描くアクション映画
しかし 彼は情にもろく せっかく奪ったブラックノートも
深田恭子のハニートラップにはまり 彼女に奪われてしまい
そこからが また ドタバタのアクション アクション
ハックショーン!?の連続で 娯楽映画に仕上がっています
全体的に 韓流映画を観ているような気分にもなりました
特に 2人のラブシーンは こういう シーンは
韓流映画で観たことがあるような ないような・・・
でも 観ていて これで また 彼女にノートを奪われるなと思いきや
やはりとられてしまって 亀梨のおまぬけぶりが 最後まで
抜けきらず・・・男は女に弱いのですね
こんなに 大騒ぎになったのも 亀梨(いや役名は嘉藤ですが)
が深キョンにブラックノートをとられたからでしょ(笑)なんて 思ってしまいましたが
こうしなければ話は長く続かず アクション映画には なりませんものね
内容はおいといて
亀梨君のアクションが冴えてました
それに よく 走りました
走る 走る 走りまくります!
戦うシーンもとってもかっこよかったです
内容は関係なく アクションシーンは楽しめました
ゲームの勝利は誰が握る
先ずは主演の亀梨君のアクションシーと言葉の言い回し拘りが感じられて訓練や学んだだろうなぁと観て想いました衣装の七変化と小道具を使いこなしたアクション満載で楽しめたまた騙されて騙してもミッションクリアーするために創意工夫も道具出て来る度にドキドキして楽しめた人間関係があまり深く描が書かれていなかったのでpart2が観たいなぁと想いました衣装もノスタルジーで良かった亀梨君白いスーツや深田恭子ちゃんのチャナ、ボディースーツカッコ良かったです
初週末興行成績、実写1位、総合2位、おめでとうございます!
メルマガが続いて本当に良かった!1回目はボーンシリーズ意識し過ぎてハードル上げ過ぎたため、「あれ?」と思ったが、2回目はフラットに、グリーンボーイの成長物語として観たら楽しめた。印象に残るシーンは多いが、お話としてハラハラドキドキしたと言う実感は薄い。深田恭子の三連続刃物が良かった。亀梨君の足は速かった。追いかけっこシーンの音楽の入り方はベタにしてベスト!上がった!むち打ちのシーンは打たれるときは「それでも夜は明ける」、打つときは「ジャンゴ」くらいにやってほしかった。皆、脚本の人に甘いと思う。代表的なのは暗号の誤字脱字の件は説明的過ぎる。何よりオープニングで、「directed by yu irie」と出た瞬間が一番興奮した!次は内容で一番興奮したい。
3世代で見に行っちゃいました。
10歳の子も連れていきましたが、
亀梨くんファンなので楽しめようです。
ロマンスもあの程度だったらなんとか子どもでもセーフかな、と。
ちょっとヒヤヒヤしましたが。
見終わった後、それなりに内容もつかめていたようで、
ちんぷんかんぷんではなさそうでした。
70代の父も、久しぶりの映画で展開も速く、
眠っている暇など無いくらい楽しめたみたいです。
面白かったと言っていました。
30代母も、亀梨くんの丁寧な演技、アクション。
英語の操り方など頑張ったんだな!と思い満足。
周りを囲むキャストさんなども適材適所でよかったと思います。
終わり方が、パート2を匂わすような感じでしたが、
深田さん以外の女性でも全然OKの終わり方だったので、
次は別の方で見てみたい。
深田さんも悪くなかったんですが、
ただ単に興味です。
思っていたより見られたが、所詮そこまで。 可もなく、不可もなく。
原作は未読です。
観賞前に脚本家の存在を知っていたからか…
(前売り購入段階では知らず)
ある程度は覚悟していきましたが
思っていた程の酷い出来ではなく…安心して観られるレベルでした。
ただし、それは観られるレベルであって
そこからのおぉっと思わせるような上積みは
まったくなし。
良くいえばこじんまり、悪くいえばあまりに平坦で
サプライズが何もありません。予算の関係でしょうか…。
スウィーパーが多少良かったぐらいかな…。
あぁそれなりには面白かったね、
二時間のエンターテイメント作品としては良かったね、というレベル。
キャストは悪くなかったです。
亀梨、深キョン、伊勢谷さん。
それぞれ馴染んでいましたね。
個人的に良かったのは深キョン。
猫被りがバレた後の、性悪な本性を晒け出すところ。
こういう性悪な女性の演技は
深キョンにハマリ役だと思っています。
話が逸れましたが亀梨君も棒読みという所はなく。
途中英語で話す場面があるのですが違和感はありませんでした。いけるやん!という感じ。
伊勢谷さんはチョイ役でしたが存在感バッチリ。いいなぁ。
そう考えるとやっぱり惜しむらくは演出という感じでしょうか。
ライターがカン!カン!と落ちていって、擦れて火花散って引火は
観客が総出でツッコミ入れているはず。
っと思ったらそこに留まらず…
火薬の道が途中で途切れて
『そう現実は甘くねーよなー』と思っていたら
(以下略)
お前らスパイだろ、そんなにドンチャンやるのが仕事か?というのであったり
死ぬな殺すな、えっいやいやもうそれ以上やったら死ぬ死ぬ!というのであったり
スパイってそんな都合良く助けに来るものなの?というのであったり
そうか、これは新しい時代のスパイ像を描いた意欲作なんだ(確信)
というわけで色々書きましたが
ごく普通に観られる作品で当たり障りはありません。
しかし何か期待とかそういう雑念を持ってみると
凄い肩透かしを喰らうかもしれません。
美眉。
ジャニーズ亀梨主演!とくれば、スパイに興味ない客層も観るだろう
という見込みのエンタメ大作になっている。時代背景も原作も全てが
違うのにどうも日テレということでルパンと比べたくなってしまうが、
キャストや内容がどことなく似ているので仕方ない。こちらも展開が
読める構成(やや捻ってあるけど)なので観易く、音楽やアクションの
テンポからいってもハイテンションで面白い。ただやはりジャニタレ
メインでカッコ良く!魅せることに事欠かない。変なラブシーンより
小ネタ小細工小道具などなどで楽しませて貰いたいところだったけど、
おぉ!そうきたかというラストのオチに使った俳優の意外性くらいで、
内容に目新しいスパイ力はない。峰不二子ばりに色気を振う深キョン、
貫録の伊勢谷、やっぱり悪人嶋田久作、地味な相棒の山本・渋川など、
脇のバラエティーが良い面と悪い面を両面で醸しており、単純だな~
と思わせる半面、あ、ここの場面面白い!という発見があったりする。
敵味方を問わずに緊張感を持続させるところは良かったかなと思う。
しかし亀梨くん、先日の野球映画もそうだったけど、そんなに美しく
整った眉毛は、あの時代の男(しかも軍人)にはあり得ないと思うのよ。
中性的な顔が白いスーツによく似合っていたけどね。
(名作映画へのオマージュやパロディも満載。時計台はやはりあの展開)
ビジュアル以外で騙されたい。 [スコア修正]
日本映画でこの時代が舞台のスパイ映画って珍しいと思うし、アナログかつ
スマートなアクションも期待できそうだったので少し期待していた作品。
まあ最初に結論から言ってしまうと2.5~3.0判定
くらいのあと一歩な出来の作品だと思うのだが……
気に入った点から書くことにします。
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まずは、主演の亀梨和也は大健闘!
イケメンでしかもアクションも出来る役者って画になるのでシンプルに良い。
中盤繰り広げられるパルクール風アクションの動きなんて見事なもの。
(衣装チェンジが意味無いとか言う方もいるが、
追っ手を巻こうとしていた訳だし、とりあえず
画的にもスマートに見えるんで個人的にゃ全然アリ)
演技はいまいちユーモアに欠ける感じだが、主役の存在感はしっかり発揮。
それと伊勢谷友介。
もう少し物語のサスペンスに寄与する役回りだったら
良かったのにとは思うが、衣装似合い過ぎだし冷徹な雰囲気も凄く良い。
あと映像面も頑張ってました。
衣装やら舞台やらで違和感を感じるシーンは無かったし、
格闘アクションや爆破シーンもちゃんと迫力アリ。
少なくとも映像的にはチープさは感じなかった。
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けどまあ……ここから不満点をつらつらと。
本作の予告編を見て僕はドンデン返しやら壮絶な騙し合いを期待していた。
いわゆる“ドンデン返し”って、真相につながる情報を小出しにしつつ、
最後まで観客にそれを気付かせないことが大事だと僕は思う。
だが本作のそれはまるで後出しジャンケンで、『騙された!』という爽快感は無い。
劇中の言葉通り、『情報網の蚊帳の外に置かれて
カモにされる人』=ジョーカーなら、これって実は
観客がジョーカーでした、というオチなのかまさか。
……いや、つうか、宣伝で煽っていたほどの騙し合いや
ドンデン返しなんてあった?というソモソモの疑問。
話は読めるしクライマックスも色々と都合良すぎるし……。
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あと、キャスト。
まず深田恭子。ファンの方には悪いが彼女、容姿は美人だが役者としては
一本調子な演技の印象しか無いので正直好きじゃない。
本作でも同様とだけ書いてこの話題を終える。
それと今回改めて感じたのだが……外国人俳優さんをむやみに
起用するのはホントやめた方がいい。国際色やスケール感が出るどころか、
オーバーな演技が他キャストから浮いちゃって、かえってチープ。
色々間違って解釈されたイギー・ポップみたいな風貌の
殺し屋さんはギリギリキャラ立ちしてるのでまだ我慢できるが、
その他はピーナツバター並みのベタベタ演技。せめて黒幕マークスの
海外テレホンショッピング級オーバーアクトはどうにかならんかったんか。
挿入されるクラシック曲のベタ過ぎるチョイスも脱力で、
このベタ選曲と海外キャスト陣のベタ演技とが重なり合う
魔の瞬間には思わず苦笑いが浮かんでしまった。
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まとめると、
主演を初めとして美男美女やクセのあるキャスト揃いなので画ヅラは悪くない。
アクション映画としての“見てくれ”もけっこう良いし、
最後まで退屈せずに観られる出来ではある。
けどこの脚本、演技、演出の安さはつらい。
続編も作る気なのかも知れないけれど、
やるなら画ヅラ以外の所も凝ってくれないと、
あんまし観る気は起きないかなあ。
<2015.02.01鑑賞>
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余談:
小出恵介の猛烈にキザな演技で何度も吹き出しそうになった。
けど映画が終盤に向かうに連れ、なんだかんだでメインキャスト
の中でも1 2番目くらいに役にハマってるように見えたのは何故かしら。
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