「これが〝鬼才”の世界観。不思議な雰囲気の物語。」グランド・ブダペスト・ホテル 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
これが〝鬼才”の世界観。不思議な雰囲気の物語。
【賛否両論チェック】
賛:喜怒哀楽様々な感情を体験出来る。おとぎ話のような雰囲気も魅力的。
否:物語の時間軸はやや分かりづらくて、ついていけないと退屈してしまいそう。意外とグロシーンあり。
全体の雰囲気といいますか、バックの風景といいますか、わざとチープな作りにしてあるのが逆にステキです(笑)。お話は回想シーンで回想したりするので、時間軸がかなりあっちに行ったりこっちに行ったりします。感情移入出来ないとなかなか退屈な映画になってしまいそうですが、サスペンス要素あり、ヒューマンドラマの要素あり、コメディの要素ありで、いろんなジャンルの好きな方がご覧になれる作品だと思います。
意外とグロシーンがあったりするので、その辺だけご注意を。
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