「日本で見る限り、かなりの知識を要する映画」グランド・ブダペスト・ホテル yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
日本で見る限り、かなりの知識を要する映画
今年20本目(合計1,562本目/今月(2025年1月度)20本目)。
ホテルといってもホテルは出てくることは出てきますが、大半はそれとは関係のない映画というのがポイントです。
かなりわかりにくい映画となっている事情の一つとして、章立て形式が取られている点があります。古い映画のデジタルリマスター版なのでしょうが、中には日本語の字幕でも「この日本語何だろう?」というような単語も出てくるので、そこがちょっと厳しいかな、といったところです。ただ、幸いにも日本語版(吹き替え版)はアマゾンプライムで見ることができるので、あとで「答え合わせ」ができる点はまぁ良かったかなといったところです。
古い作品のリバイバル上映である関係からパンフレットなんていうものはなく、答え合わせが難しく、うーむなかなかなかといった感じです。ただ、10年くらい前はこうした映画が(日本でも)放映されていたんだなぁとは思ったし、章立て形式は確かに珍しいといえば珍しいものの、あまりみないタイプでそうした章立て形式も新鮮でよかったところです。
採点にあたっては特に差し引く要素はないので(わかりにくい映画であることは言えるが、古い作品についてはその点、技術・ノウハウがないことは仕方がないので、ストーリーがまるでわからない等でない限り調整範囲)、フルスコアにしています。
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