「初めは登場人物がわかりにくかったが、笑いあり面白かった」グランド・ブダペスト・ホテル りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
初めは登場人物がわかりにくかったが、笑いあり面白かった
ヨーロッパ随一の高級ホテル・グランド・ブダペスト・ホテルで伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていた。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れていたが、ある日、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺害された。マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するロビーボーイのゼロ・ムスタファを伴い、マダムDの弔問に訪れるが、遺言により名画を相続する事になり、その絵を持ち帰るが、罠に嵌められ殺人の容疑者として追われることになった。さてどうなる、という話。
年代が1932年、1963年、1985年、現在(2014年?)と飛ぶので、その時代の誰が誰か理解しないとストーリーを追うのに苦労する。
終盤になってやっとわかってきたが、マダムDの遺産を相続する事になるグスタヴとゼロの逃走劇が見所かな。
お金を持ってても命を狙われ早死にするとか、何が大切なのか、考えさせられた。
コメディで色々と笑いが有り面白かった。
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