「剣闘士は背中を刺されて死んではならない。」ポンペイ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
剣闘士は背中を刺されて死んではならない。
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映画「ポンペイ」(ポール・W・S・アンダーソン監督)から。
う〜ん、期待し過ぎたのかな、あまり盛り上がらなかった。
映画「ポンペイ2014」を、本作と間違えて観てしまったので、
いやいや本家本元の、映画「ポンペイ」は、ベスビオ火山の噴火シーンや、
街全体が火山灰で埋まって住民がパニックになるシーンなど、
スケールの大きい特撮などがあるに違いない、と自分の中で考えていた。
それが予想に反して、べたな「ラブ・ストーリー」だったから、
あまりメモする台詞も少なく、あっけなく終わってしまった。
まぁ、強いてあげるとすれば、主人公が「剣闘士」だったから、
剣闘士に関する定義を少しだけ残しておきたい。
「剣闘士は背中を刺されて死んではならない。
死ぬのは、正面から一撃を受けた時だ」
「剣闘士は命乞いなどしない」
日本の「武士」と共通する考え方があり、それなりに楽しめた。
それにしても、主人公の2人や脇役、敵役などだけが、
降り注ぐ火山岩にも当たらず、いくらなんでも偶然が重なり過ぎ、
そんな視点で観てしまうほど、ハラハラドキドキはなかった。(汗)
この緊張感のなさは「アクション大作」と評価していいものかどうか、
迷ってしまうほど。
映画「ポンペイ2014」と見比べるのも面白いかも。(笑)
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