「原作とは違う」ソロモンの偽証 前篇・事件 たかさんの映画レビュー(感想・評価)
原作とは違う
クリックして本文を読む
後篇でどう持っていくか分かりませんが、前篇は設定を変えて上手く纏めていると思いました。予想していましたが、登場人物・設定は原作とだいぶ違いますね。これはこれで面白いと思いました。
イジメのシーンはかなりリアルで、本当に蹴っているようでした。
ただ原作ではそれだけではなく、トイレに顔を押し付けたりして日常的にイジメられているように書かれています。恨まれて当然かもなと思いましたが、樹里の気持ちが伝わっているのかな。
あと、柏木君にはみんな無関心なのですが、そういった描写も無かったですね。
だから、亡くなった途端に泣き出したり悲しがったりして、涼子が疑問に思う異常なシーンだったと思うのですが。(確か泣いてる人に向かってバカみてえ的な発言する生徒もいた筈)
登場人物は私の思っていたのとはほぼ違います。原作に近いと思ったのは浅井親子・三宅親子・北尾教諭くらいかと思います。
開廷してからのシーンは端折って欲しくないのですが、丹野教諭・滝沢先生・弁護士さん・小林修造さんは出てくれる事を願って、後篇に期待!
※補足※
線路のシーンは原作にないシーンです。アレを見てたのかもしれないと思うと怖くなります。お兄さんが出てこないから、ああしたのかなと思いました。
コメントする