トランセンデンスのレビュー・感想・評価
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もっと先鋭的な何かを期待した。
妻エヴリンが夫ウィルをデータとしてインストール、巨大なデータと結び付いたらどうなるか?
と言うのがこの作品のキモと思っていたが
夫の死亡に堪えられず、夫を思考するスパコンの一部にしてしまうなど、妻の自分勝手さが次第に酷くなっていくのにイライラ。
スパコン化したウィルは新技術を発達させ、国からも危険視される状態になるが、映像がそこそこ綺麗なだけで目新しさは特に感じなかった。
全体的にストーリーが場当たり的、感情的な妻とスパコン化した優しい夫のドラマで、タイトル通りの内容ではなかったと思う。
スピード
あまりにも早くテクノロジーの進化が起こるとそれは悪なのだろうか
医学が進歩すれば病気で死ぬ人も少なくなるだろう
人工臓器を取り付ければ元気で長生きできる
そんな技術が飛躍的に進化したら
それは悪いことなのだろうか
要はその技術をどう扱うか
人が使われる側になるのも時間の問題、と言うよりももうすでにそうなっている事への警鐘なのでしょう
神の領域があるとしたら
もう、とっくにその領域を侵しているのだと思う
善と悪の境目は誰にも分からないし存在すらしないのかも
これ以上考えると頭が痛くなるから何か面白い映画を見よっと。
「特異点」ではなく、「超越」
単なる行き過ぎた科学、
AI技術の発展に警鐘を鳴らしたいのか。
圧倒的な映像美で描かれる今作は、
単なる批判や警鐘に留まらない作品だと思う。
今までも電気や飛行機など、
様々な科学や技術の発展で
夢のような体験が可能になった。
その度、新しいものを恐れ、
畏怖してきた我々に対して、
人工知能の発展は
どのような影響を与えるのか。
ターミネーターのように超越されるのか、
はたまた補助的な役割となるのか。
イーロンマスクがカメオ出演した理由も気になるところ。
やっぱりオワコンノーラン
ジョニーディップとクリストファーノーランという二つのパターンのオワコンが共演して作った作品という印象。
ジョニーのパターンはハングリー青年が大金持ちになってシャープさがなくなってオワコン。ノーランは引出の数が元から少なくて人気との天秤で重さが足りなくなってきて既にオワコン。
この二つのパターンの人気者が・・
商業取引も絡んで作った作品ということです。
ジョニーは最近とても残念な年の取り方をしているのかもしれない。ノーランは再起はないでしょう。バットマン辺りが限界だった。
ノーランファンとディップ大好きな方以外は見ても仕方がない程度によめるストーリーです。
何とも評価しにくい
宣伝文句にクリストファー・ノーランの名を借りるのはいかがなものか。必然的に期待をしてしまうではないか。特に見るからに小難しそうなテーマの本作ならば尚更だ。案の定、結論を言ってしまうと、期待しすぎの一言だった。それは、決して大成功とまでは行かなかった興行面を見ても一目瞭然だろう。人間の脳内データをスキャンして、体は死んでもコンピュータ上で生きる事が出来るなんて、生物という定義の根底を覆してしまう恐ろしい発想だが、近い将来実現するのではないかとも思ってしまうのが怖いところだ。
テーマこそ難しそうで中々鑑賞しないでいる人も多いかも知れないが、意外とストーリーは小難しい事は無く、比較的理解しやすい世界観であり、技術革新の偉大さや恐ろしさをとっつきやすいストーリーで描いている。エンターテイメント要素も忘れることなく、後半の展開はまさにSF的思想に基づく構成になっていると思う。
何故ジョニー・デップに声がかかったのか不明だが、中盤はコンピュータ上での声のみになるため、ファンはやきもきするだろう。アクション等の映像的に盛り上がりを見せる展開は用意されておらず、あまり起伏なく一本調子で進んでいく物語がやや不満か。テーマがテーマだけに難しいだろうが、SF作品と語る上ではもう少し必要な要素だったのではないか。心を持つ人間と、コマンド入力のコンピュータ(機械)が交わる事で起きる不足の事態も、根本は平和や愛から出来ており、最後のシーンが特にそれを物語っている様に感じる。コンピュータ化やAIが進む今、この様な未来世界に一石を投じる作品としては、完成度の高い作品だろう。
好きな作品
人物が良く描かれていて、落ち着きのある作品。ご都合主義な本ではあるが良く練られていて過不足なく楽しめた。ただテロリストの描き方には、苦労の後も見えるがもう少し努力を要する。後半、軍に協力する辺りに工夫が必要。芝居も大仰にならず、やはり上手い。ヨーロッパ映画を思わせる撮影や編集にもセンスが感じられる。こういうテーマはセールスが難しい、というより専門に偏らない客層の開拓自体が今からなのかもしれない。何かのテクノロジー論や思想的な香りがあれば、あるいは満足する層もあろうが、そこに落ちないことに清さを感じる。純愛は此岸で成就しない、というのは不滅のテーマであるのだろう。
無機質
とても無機質な雰囲気でした。
人にもあまり感情があるようには見えないし、建物がSFとはいえなにか物足りない。
ただモーガンフリーマンの演技はやっぱりよかったです。
ジョニー・デップであの役をする必要があまり感じられませんでした。
結局は一部の人間の間での問題で、ほんとうに大問題なのかということが、いまいち実感できませんでした。
近年のこのジャンルはいつもこう
科学の話かと思いきや途中から暴走し始め、最後は最近よく見る展開に。締めくくりもきれいにしようと頑張った感じがありあり。かといって決して面白くないわけではない。
ただしこれはMorgan Freeman, Cillian Murphy, Paul Bettanyという良質な脇役揃い(あくまでジョニデは一般大衆にウケがいいだけで俳優としては…)だからもったわけあって、内容だけで考えるとやはり魅力はないかな。
展開が読めない!
近未来に本当にありそうな世界でこういうストーリーは好きです。人工知能とかコンピューターの用語がたくさん出てくるので詳しくない人は難しいかもしれないですね。
あとクライマックスになればなるほど展開が読めなくて面白かったです。逆に序盤、中盤は眠くなってしまうこともありましたw
主演はジョニー・デップでしたが正直違う人でも良かったような気もします。あまり魅力が引き出せてなかったような…
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