劇場公開日 2014年11月29日

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「「さよならを言うのは少しだけ死ぬ事だ」」THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「さよならを言うのは少しだけ死ぬ事だ」

2015年1月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

興奮

人気アニメの実写化プロジェクト第6章。
新潟港に密輸された旧ソ連製軍用レイバーと対峙するエピソード10「暴走!赤いレイバー」。
明のもとに高校の同窓会の招待状が届き、高校時代の恋人と再会するエピソード11「THE LONG GOODBYE」。
今回は2本共、なかなかの当たりだった!

エピソード10は何と言っても、ようやくようやくの本格的なレイバーバトル。
エピソード10にしてやっと!
このレイバーバトルは勿論、新潟出張を命じられた明と佑馬が宿屋の同じ部屋に泊まる事になり…というサブストーリーもコミカルでレイバーらしい。
第3章エピソード4に登場したテロリストが再登場、また、本エピソードはアニメシリーズでも似たような設定の話があった覚えがあり、そんな観点からも楽しめる。

エピソード11は、ガラリと変わってラブストーリータッチ。
序盤、明が同窓会出席を拒む理由は、元恋人と気まずい別れだったから。再会した元恋人は青年実業家になっており、二人の想いが再燃し始め…?
ここ数エピソード、カーシャにお株を奪われっぱなしだったが、エピソード10も含め主役は本来の主人公・明!
と言うかハッキリ言って、明役・真野恵里菜のPV。
お洒落なドレス姿あり、高校時代のセーラー姿あり、再燃する想いにときめく表情ありで、魅力満載。それだけでも一見の価値アリ?
二人の間に割り込む先輩と名乗る男。一体何者?
淡く甘い時は束の間、切なくほろ苦く幕を閉じる。
見終わってから分かるエピソードタイトルの意味。

さて、次章はいよいよ最終章。
GW公開の長編と直結するエピソードだとか。
こりゃ必見!

近大