THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章のレビュー・感想・評価
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1.カーシャがカウンター・スナイパー 『前の大統領?どっちだ。バカ...
1.カーシャがカウンター・スナイパー
『前の大統領?どっちだ。バカ息子の方です。』これ以上、語れない。語ればFIRE!
『スナイパーに二発目は無い。ワンショットワンキル』
『リュドミラ・パヴリチェンコさん スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ著作』のお話をリスペクト。
『100kgの奥さんにトホホ』と言ってるが、嘘ですよ。
『赤いゴルゴ』なんてロシアではいいめせんのて。
2.結末は分かった。
哀愁漂うドラマとハチャメチャ・コメディのコンボ
「THE NEXT GENERATION‐パトレイバー‐」シリーズ第5作。
第8話「遠距離狙撃2000」と、第9話「クロコダイル・ダンジョン」の同時上映。
第8話はまたまたカーシャがメインの回。カーシャの知られざる過去が語られました。
彼女がFSBのエージェントだった頃、狙撃の師匠であり恋愛関係にあった“赤いゴルゴ”セルゲイが来日し、要人を狙撃するという事件が発生します。
高島礼子演じる公安部の高畑警部が初登場し、カーシャに捜査協力を依頼。カーシャはセルゲイを“カウンター・スナイピング”で迎え撃つため、セルゲイの教え通り、敵の気持ちになって狙撃ポイントを予測、そしてついに決戦の時を迎えます。
それぞれの想いが籠められた銃弾の応酬の中、ふたりが交わす会話に心を打たれました。師弟関係を越えた絆で結ばれたふたりを待ち受ける結末に、とてもエモーショナルな気分になりました。大人なドラマ…。
第9話は打って変わって、コメディに徹していました。
アニメシリーズの地下迷宮が実写になって再登場し、シゲさんの言葉通り“歴史が繰り返され”ていきます…。
地下空洞で発見されたワニが生んだ大きな真珠に目が眩み、迷宮に足を踏み入れ行方不明になった整備員たちを救出するため、第二小隊が勇ましく出撃します。佑馬は例のごとく真珠目当てというスチャラカさです(笑) 「エイリアン2」のパロディがあって個人的にはナイスでした(笑)
過去作との繋がりにニヤッとする部分があったりと、マニアには堪らない趣向が盛り沢山です。アニメシリーズの続編だからこそできる仕掛けですねぇ…。
ラストは多分にアニメ的展開で、スラップスティック・コメディの王道を行くドタバタ回となっていました。秀逸!
「パトレイバー」シリーズは、物語の振り幅が恐ろしく大きな作品だな、ということを改めて実感させてくれた2作品でした。
主役はカーシャ!
人気アニメの実写化プロジェクト第5章。
来日中のロシア高官が狙撃され、カーシャが、その犯人でありかつての師で密かに想いを寄せていたスナイパーと対するエピソード8「遠距離狙撃2000」。
かつて特車二課の埋立地で捕獲された白ワニが真珠を産んだニュースを知り、欲に目が眩んだ整備班が禁じられた地下迷宮へ、第一小隊が救出に向かうエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」。
これまでで一番面白かったのが第3章エピソード4だったが、それに匹敵するほどの好編となったエピソード8。
勿論所々コメディも挟むが、今までで一番シリアス。
主役は、カーシャ! エピソード4でも格好いい所を見せてくれたが、今回は全編カーシャの魅力が際立っている。
師と弟子として、狙撃手同士として、様々な思いを胸に、カーシャは引き金を引く!
カーシャが特車二課を選んだ理由、愛煙家の理由も明かされ、ラストカットの表情も印象的。
シリアスの後はコメディなのがパトレイバーらしい。
エピソード9は、シリーズのファンならお馴染みのダンジョン!
まさかこのエピソードも実写で見れるとは…!
特車二課の封印したい過去を語るようなナレーションで始まり、潜入〜遭難、入口を閉じるべくコンクリートをこねる班長、救出を買って出る祐馬だがその本当の目的、祐馬が言葉巧みに皆を誘惑、走って逃げる時明が一瞬気を失う…などなど、ニンマリするシーン多々。
遂に真珠発見! ひときわデカい真珠を前に、欲望むき出しになる面々。普段温和しい御酒屋も、普段クールなカーシャまでも!(笑)
ギスギスした雰囲気になるのに何故か笑ってしまう。
かつての白ワニのようにダンジョンにはとんでもない奴が待ち受けているのだが、今回はさらにとんでもない奴!
最後は漫画みたいなドタバタになるけど、これはこれでアリかな。
欲を言えば、おタケさんのような怖がりキャラが一人欲しかった。カーシャがネズミ嫌いなのは拾い物。
もう安心して楽しめるようになった実写化プロジェクト。
第1章第2章はガッカリしたけど、徐々に面白くなっていくのが狙いだとしたら、まんまと作戦にハマってしまった!(笑)
相変わらずレイバーの活躍シーンは無いが、次回も期待!
本シリーズのメインは泉野でもレイバーでもなくカーシャ。
第3章 エピソード4「野良犬たちの午後」。
このエピソードでようやく本シリーズの楽しみ方が分かりました。
本シリーズのメインは太田莉菜 演じるカーシャ。
彼女が光るエピソードは面白い。
それ以外の総監督の自慰作品は見るも無残。
パトレイバーは当然動かない置物。
…という事が予め覚悟出来ていれば然程落胆しないシリーズと言えます。
今回の第5章。
エピソード8「遠距離狙撃2000」。
エピソード9「クロコダイル・ダンジョン」。
エピソード8。
狙撃手としてのカーシャがメイン。
エピソード4の華麗なアクション再び…と期待したのですが。
冒頭で塩原佑馬の軍事マニア設定を申し訳程度に消化した後は…カーシャの建物探訪。
台詞も無く単純に銃撃ポイントを探る映像が淡々と。
無数にあるポイントから数箇所に絞り込む能力は凄いのですが。
如何せん絞り込む論理が分からないため無駄で冗長な場面にしか見えない。
終盤の戦闘場面も超長距離狙撃戦のため、カーシャも敵もゴロゴロ転がって銃を撃っているようにしか見えない。
過去との対峙と訣別というテーマなので、過去に習った事が決め手になるという流れが合っても良さそうですが。
何か知らない間に決着が付いていた、という感じでした。
銃は格好良かったです。
エピソード9。
往年のファンへの目配せエピソード。
埋立地の地下迷路を、仲間とお宝を探して突き進む。
果たしてお宝はあるのか!?
当然のように金に目が眩んだ輩共の醜い争いがあるのですが。
そこでも断トツに光っていたのがカーシャ。
普段はクールな彼女が焦点の合わない眼差しでブツブツと呟く言葉。
その切れ味にグッときました。
或る時点を超えると「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」のようになるのですが。
ここは楽しめる方が楽しめれば良いと思います。
個人的には2014年の現在これをやる蛮勇に一瞬眩暈がしました。
…そういう意味では本シリーズ全体がそういう類のものではあるんですが。
第5章まで劇場で鑑賞したことで慣れてきた部分は否ませんが。
エピソード5・6に比べれば十分楽しめるエピソードでした。
次回は遂にレイバー戦闘があるということで。
親しみが湧いてきたキャラとシリアスなレイバー戦闘。
巧くはまればグッとくるのでは、と少し楽しみにしています。
オススメです。
いつの間にか喜劇に
今回の2作品を通してレイバーが動いたのはたった一回!
EP8:はシリアスな作品で作品内の緊張感も良かった。でも勝敗を決する決定的なところを見せて欲しかった。
カーシャ(太田莉菜)が主役だったので許す!
EP9:は何を描きたかったか全くわからない。
笑いが欲しいならパトレーバーでなくてもいいのでは?
次回に期待したい。
今回もロボット関係なし。ハラハラドキドキの冒険!!
【賛否両論チェック】
賛:サスペンスの中に友情あり、アドベンチャーの中にコメディありと、いろんな感情を体験出来る。予備知識がなくても楽しめそう。
否:レイバーの活躍は今回もほとんどないので、若干の物足りない感はあり。エンドロール2回も、少し疲れるか。
今回もレイバーの活躍はほとんど観られないので、「パトレイバー」の映画として観るのは無理があるかも知れません(笑)。ただ裏を返すと、その他のストーリーが分厚く描かれているので、別物としては充分楽しむことが出来ます。前半は「狙撃」という非常に緊張感のあるサスペンスで、後半はコミカルかつハラハラのアドベンチャーに仕上がっています。
予備知識がなくても、そこそこ楽しめるかと。続き物ではありますが、気になった方は、是非チェックしてみて下さい。
今回はカーシャ回!
前半のクール且つ悩める印象だったカーシャが、後半あんなにあっさり目の色を変えるなんて!
というか後半コンクリ用意して入り口埋めても意味ないじゃん!
整備班の女の子が毎回素麺垂らしている演出含めて笑えて良かった。
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