思い出のマーニーのレビュー・感想・評価
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ベタなファンタジーアニメ
巨匠が相次ぎ去って、ジブリの次を担うクリエイターの勝負どころの作品としてほ、残念なレベル。平凡なファンタジーに終わった。
背景は美しく、ディテールへのこだわりは伝統芸かもしれないけれど、それ以外新しい才能や挑戦がなく、オリジナリティもほとんどないなぁ、。。
夏休みの子供向けアニメとして楽しむなら充分かもしれないけれど、大人の観客が味わえる作品とは言えないのではないか。
ジブリの下降を予感させた。
部分部分では上質
キャラクターも物語も美術も非常に良いと思うのだが、構成で☆マイナス二つ。
杏奈がマーニーとは何なのかに行き着く場面をもっと時間をかけてやってくれてればね…。
尺が無いので詰め込むぐらいであればいっそ久子さんかさやかちゃん片方省いても良かったんではなかろうか。
この作品自体はかなり気に入っているだけに、ちょっとした手抜きで雰囲気が損なわれているのが残念でならない。
他のアニメ会社ならいつもの事、ご愛嬌で済むのだけど、ジブリはこういうのやっちゃいけないと思うんだ。
やはりジブリ。
やはりジブリ。映像が綺麗。
ストーリー的にはアリエッティよりスッキリしていてよかったかな。アリエッティは個人的にラストシーンが中途半端だったのでもやもやしたまま帰ったのを覚えてます。
他の方が書いていたように同性愛の話なのか?と途中で思いましたが違いました。
だってアンナのほっぺがやたら赤くなるんだもん(笑)
主題歌も非常にあっていてエンドロールまでたっぷりと鑑賞。声優の方もぴったりとハマっていて安心して見られましたね。
でも残念ながら子供は理解できたいだろうな。
次も期待してます✳︎
うーん。???
途中まで、今回のテーマは『同性愛に対する偏見をなくそう』とかそうゆうかんじなのかなぁ…??
と思っていた。笑
こうゆう景色素敵だなぁ、とか、
人ってあたたかいなぁ、とか。
ジブリならではの良さもあったけど、ストーリー自体は楽しめなかった気がする(´`;)(´`;)(´`;)
大人も子供も一緒になって楽しめる昔のジブリが好きだったなぁ。
マーニー
思い出のマーニーみてきました
アリエッティと同じく、景色が綺麗で色が鮮やかでとても目が癒されたような感じがします。
いつものジブリには無いような話なのでおもしろかったです。簡単に言えば精神面のお話なのかな?
主題歌もいいですし、主人公の気持ちが私と似ている所があるので 他人には見れなかったです。
初め見に行くときはあまり期待せずに行きましたが、そういう構えで行ったからなのかはよく分かりませんが とてもよかったですレンタルでたらまたみたいな!
沢山話したい事あるけど…秘密の話です(笑)
ジブリの作品の中でもキャラクターのタッチが今までと違う印象があって正直探り探りで見始めました。展開も不思議な雰囲気がありながら流れていき…でもシッカリした話で…制作の大変が伝わりました。やはりストーリーがまとまってる作品は伝わりますね。泣けました…
昔のジブリが懐かしい・・・
最近のジブリを観ているので、それ程期待していたわけではないのですが・・・
結果的にはそれなり。。。
最初は眠かった・・・後になってやっと分かりました。
少し宣伝が先行し過ぎかな?
前回同様、お子様には全く向かない内容です。
子供向きではないだろうな・・・
アリエッティが好きだったので、米林監督の本作品には期待して観に行った。
やはりこの人の演出は微妙な気持ちの変化を見せるのが上手く、感情移入させられる。
ただ、この話が子供に判るかな?
そう思うのは、子供の感受性を見くびった感想なのだろうな。
コピーの、「あなたのことが大好き」は、見終わってからだと意味合いと重みが違って感じる。
真相を知ってからだと、アンナとマーニーのやりとり全てに違う意味を見いだせる気がして、もう一度見たくなる。
アンナが「許す」と叫んだシーン、マーニーのことを知るシーンでは泣けた。
素敵な作品
なかなか好きな感じの映画でした
暗い解りにくいという方もいますが 私には
内面を繊細に描いた好作品
久しぶりに泣いてしまいました
元気いっぱいカラフルなアニメもいいけど印象的な色合いのフレームが良かった
思春期の少女の陰鬱さと 若さがなせる
心の成長を新人の声優さんが可憐に表現
出来ていて観て損はなかったです
今までのジブリにない若い感覚で
新しい風を吹かせた麻呂監督
今後も楽しみにしています
この世には目には見えない魔法の輪がある。
児童文学が原作。
海辺の村の誰も住んでいない湿っ地屋敷。心を閉ざした少女、杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女、マーニーだった。(映画パンフレットより)
全体を通して、映像が淡く美しいので、序盤から心を奪われました。
そして、この映画のもっとも気になる謎である「マーニーの正体」が、明らかになる物語後半では、涙が止まらなくなりました。
最後まで見て改めて振り返ると、マーニーのセリフや行動が全て繋がっていることが分かり、更に心打たれました。
また、プリシラ・アーンの主題歌はじめ、音楽もしっとりと落ち着いたものが多く、物語の世界観に合っていたと思います。
非常にリアルな現実世界を淡い色使いで忠実に描きつつ、ミステリー要素も含んだ、静かな感動作です。
ビジュアル面は良かったが設定/構成には大きな違和感が。
映像の見た目は非常に良かった。
が、肝心要の設定/構成に違和感を覚えてシックリきませんでした。
流れる映像は全編通して繊細で綺麗。
風景、建物、食物、人物…。
全てのモノが心地良く画面に映し出され、それだけで気持ちがアガる。
アニメーション作品の肝の一つは確実に押さえていると思います。
特筆すべきは食物。
田舎の庭にたわわに実るトマト。
全体的に色彩が抑え目な田舎の風景の中で鮮烈で生命力に溢れた赤。
その瑞々しいトマトが調理され……切っている時点で美味そう。
その他、素麺を除いた食事は総じて美味そう。
「スタジオジブリ作品は飯が美味そう」というイメージ通りでした。
ただ惜しむらくは設定/構成。
随所で違和感を覚えて作品に没入出来ませんでした。
まず主人公である杏奈が心を閉ざす切欠となった出来事。
個人的には理解が難しい、感情移入がし難い理由でした。
その要素を敢えて排除することでより或る気持ちが強調される、という考え方も分からなくないですが。
…現実的な事を考えると必要条件ではないのでは。
或る程度分別のつく年頃の子は理解出来る話ではないでしょうか。
本件については終盤に取って付けたような場面が差し込まれる点も含めて違和感が。
少女の成長譚として自分自身で乗り越える話の方が納得感があったように思います。
またマーニーの位置付けも不明瞭。
本作は杏奈とマーニーの交流が主軸となりますが。
謎に包まれたマーニーの言動や位置づけが最後までシックリこない。
明らかにミスリードを誘う一場面も差し込まれ、かつキチンと回収されないため、終盤の流れに謎解きの爽快感がありません。
「あれは…あれは……」と考えているうちに矛盾だらけで頭の整理が。
何か理由が無いと状況を呑み込めない頭の固さも問題だとは思いますが。
如何せん話の構造がゴチャついているため最後まで違和感が残ります。
最後に杏奈の周辺人物の不自然さ。
杏奈を受け入れた田舎の親戚夫婦、放任主義過ぎ。
話を進める上で都合が良い人物であり置物のような存在でした。
また田舎での孤立を示すための或る同世代女性の取り扱いも雑。
あまりにあまりな杏奈の対応への、違和感を覚える大人な対応。
杏奈の未熟さ/幼稚さを現すための人物かと思いきや、第三者の発言がその印象を覆します。
これにより「おあいこ感」が出てしまい意味なく杏奈を甘やかしているようにも感じられてしまいました。
そもそも、あの服装でそのアイテムを持っているという発言を信じるのもどうかと。。
そして中盤以降に登場する或る人物の距離感の縮め方も不自然。
似たような境遇とはいえ唐突感は否めない。
終盤の或る話に対するリアクションも大袈裟かつ唐突。
杏奈と当該人物の関係性が杏奈の成長を示す一つの材料にもなっているのですが。
上記の通り違和感だらけの人物であるため、こちらも取って付けたような印象を受けました。
ビジュアル面は良かったが設定/構成には大きな違和感を覚えた本作。
終盤の、敢えて二段階に分けられた“或る展開”にも嘆息。
観客全員が既に気付いていることを改めて、という手際の悪さにはガッカリしました。
とは言えスタジオジブリ作品。
一定の面白さはありますし何より鑑賞することで話題の種になるかと。
オススメです。
やっぱりたばこのシーンが多い
ストーリー自体はどこかでみたような筋で平凡。でも、テンポがよいのと景色がきれいなので飽きずに観られた。それからやっぱり、タバコを吸うシーンが多い。そんなに必要な感じはしないのに
まともな映画
まともな人間がつくった、まともな人間に向けた映画であると感じました。
ジブリだからという理由で見に行く人が、(絵の美しさはともかく)映画としての完成度の高さに気がつくのではないでしょうか。
このような人の心を大事に扱える作品をつくれる監督がいることを素直に嬉しく感じました。
技巧を凝らしたカメラのレンズ、センスを感じる構図と編集、美しすぎる舞台美術、等々素晴らしいビジュアルなのですが、この映画鑑賞直後に宮崎監督のアニメーションを見てしまうと、アニメーションの芝居というか意味はまだまだ伸びシロがあるんだなと感じました。
私はもう一度映画館でみたいと思いました。
^ ^ジブリ
借り暮らしのアリエッティと同じ監督とゆうことで、あの色彩豊かで繊細な映像を期待していたけど、そこまでのものはなかった。
けれど、現実的な空の色などの表現がよく、丁寧な仕事だなぁと感じた。
ストーリーも心に傷を負い、単調に生きる少女と、幽霊?幻覚?妄想?となって出てくるマーニーとの出会いから徐々に表情豊かになっていく姿に感動。あとはマーニーが許してとゆった時、私だったら許さないってゆうのかなって思ったら意表をついてアンナはボロ泣きで許すってゆうシーン。かなり泣けた。そこからほぼずっと泣いてた。マーニーの辛さも、アンナの辛さもお互いに混じり合った事で少しは軽くなり、お母さんとも打ち解けられたアンナ。すごく素敵だった。田舎のおばちゃんおじちゃんも特別な事はしないけどその存在だけで救われる。デブの子もいい子。全員素敵な登場人物ばかり。
癒されて、心が浄化された。次回作品にも期待!
小さい頃の人形がヒントと思ったのにぃー
この映画は、日本人の母親なのに金髪の子供がいたり、
根室のおばちゃんのとこに療養で来たのは良いけど、
やりたい放題のアンナにありえないほどのおばちゃん夫婦の優しさw 普通ここまでされたら切れるだろw
まぁ色々納得できないとこはありますが、普通の頭脳がある方は序盤でマーニーが何かと何となくわかります
これ、わかるようにしてるのかしてないのかが微妙なところw
ネタバレが何となくわかると中盤はだるかった
最後の意外性よりその前の謎だった部分が一番 映画に引き込まれた、最後の意外性は流れでなんとなくわかるから あーーんまりエンドで感動しなかった。
監督さんビジュアルは完全にオタクなんだからTVに出たりしちゃダメだろと言いたい、広報は間違った選択したと思うね。
しかし大事にしてた人形が関係してたと思ったのにぃー、でも
俺が読めてないだけで本当は関係してたりしてw
これから見る人も見た人も 是非 考えましょうw
マロニーの いやマーニーとアンナの良い映画でした。
抱き締めたくなるほど、優しく、温かく、愛おしい
「借りぐらしのアリエッティ」に続く米林宏昌監督第2作。
「アリエッティ」が結構好きなので、米林監督の新作という事で期待を寄せていたが、今回もなかなかの好編!
やるじゃん、麻呂!(笑)
まるで60年代70年代のイギリス映画を見たような味わい。
孤独を抱えた少女、海辺の村で過ごしたひと夏、洋屋敷と謎めいた美少女…。
何処かで見たような気がする。
懐かしい雰囲気がする。
ヒロイン杏奈の序盤の描かれ方は好き嫌い分かれる。
両親を亡くし、喘息を抱え、養母にも心を閉ざす孤独な少女。
それだけなら薄幸のヒロインだが、孤独なのは勝手に殻に閉じこもり、毒を吐く。
この時点で、杏奈を嫌いになってしまう方も多いだろう。
しかし、序盤と終盤の杏奈は別人のよう。
根はいい娘なのだ。終盤では誰もが杏奈を好きになっている筈。
そんな杏奈の心を開いたのが、マーニー。
蒼眼、金髪。杏奈と初めて会った時は白いネグリジェ姿。
萌えてしまうーーー!(笑)
ジブリヒロインの中でも際立つ美しさ。
この二人に芽生える感情は、ただの友情ではない。
ズバリ、愛だ。
「blue」という秀作青春邦画があったが、同作で描かれたような思春期の女の子同士の恋慕ではなく、愛なのだ。
数奇な因果、繋がり…。○○愛とでも言うべきか。この○○に入る言葉は、映画を見終われば自然と当てはまる。
マーニーは一体何者なのか。
“普通”の女の子じゃないのは明白。
終盤明かされるマーニーの秘密は、悲しい物語でもある。
が、杏奈との関係は、包み込んでくれるような傍に居てくれるような、温かい優しさに満ちている。
舞台となる海辺の村が美しい。ああ、行ってみたい。
種田陽平による美術が美しい。ああ、住んでみたい。
「アリエッティ」もそうだが、米林作品は音楽と主題歌が心地良い。
特にプリシラ・アーンによる主題歌は、レリゴーが耳にタコで飽きた分、静かに染み入った。
本作は、全てが分かった上でもう一度見ると、また違った感じ方がある。
ファンタジックで、切なくて、温かくて、愛おしくて…。
なかなか後継者が育たないジブリに一時期危惧したが、本作を見る限り、ジブリの今後は明るそうだ。
尚、今回レビューを書くに当たって、宮崎や過去のジブリ作品と比べるような事は避けようと細心の注意を払った。
宮崎と高畑が一切ノータッチの初のジブリ作品。
いつまでも比べるような事はあんまりだし、作品に対しても失礼。
大好きな映画になりました
宮崎駿監督が引退なさってジブリの映画の質が落ちてしまうのではないかと心配していましたが、どうやらその心配はなさそうです。
思い出のマーニーは、とてもいい映画でした。
ストーリーも良かったし、人物設定も、背景の絵も素晴らしかったので星5つにしたかったのですが、有村かすみさんの声が少し合っていなかったのでこの評価にしました。
金欠だったので今回は見に行くつもりなかったけど、笑コラを見てどうしても見たくなって映画館へ行きました、無理にでも行って本当によかったです笑
最近見た映画で一番良かったんじゃないかな…?
なのに映画館はガラガラで評価もわりと低いようで、もっとたくさんの人にこの映画を見ていただきたくてコメントさせていただきました。
米林監督が宮崎駿監督の後を引き継ぎこれからもいいジブリ作品を作っていってくれることに期待したいですね。
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