「酷美」悪童日記 みょこさんの映画レビュー(感想・評価)
酷美
残酷にも美しい作品だと思った。
戦争に巻き込まれていく中、正常に機能しない大人たちに振り回され、自分の足で立って歩いていくことを余儀無くされた双子の物語。
テンポが早く、しかし決して不愉快じゃない、むしろ丁度良い間。
含みを持たせつつ進んでいくストーリーに目が離せない。
戦争は味わったことがないし、これからも味わいたくないが、その時代最も振り回されたのは何も知らない子どもたちなのだろうと改めて思わされた。
生きることの美しさと儚さと残酷さ。
原作も是非読みたい。
そして続編を希望している。
コメントする