劇場公開日 2014年7月11日

  • 予告編を見る

「デイビッドギャレットが演じるパガニーニ。あまりにカッコよ過ぎる」パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト myaa1969さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0デイビッドギャレットが演じるパガニーニ。あまりにカッコよ過ぎる

2014年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

18世紀が産んだ天才バイオリニストの生まれ変わりとも言われるデイビッドギャレットが演じるパガニーニ。あまりにカッコよ過ぎるでしょう!!!とホールで狂演する演奏に気が付けば目に涙が溢れていた。
そのパガニーニ、当時ギャレットに負けない美貌、破天荒な生きざまとともに奏でる美しく激しく情熱的な音色に失神する女性が続発することに「悪魔の使い」と宗教色が強い近代ヨーロッパ社会で危険視され、女性団体からのデモも多発であったらしい。
役者・音楽は極上級、が、パガニーニの破天荒でドラマチックな生きざまを鮮烈に描き切れてない脚本家が悪すぎたのがほんとに残念でならない。脚本によっては2014年の5本の指に挙げられただけに。

myaa1969